うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

読書感想

100分以上deモモ

ミヒャエル・エンデの「モモ」、 40年近く本棚にあったんです。 もはや紙は茶色く変色してました。 毎晩寝る前に10~15分ずつページを繰って、 やっと最近読み終えました。 読むのに数百分以上かかったと思います。 ちょうどNHK「100分de名著」…

わかる気がするアサッテの人

ときどき意味不明なことを口走りたくなる衝動 ってないでしょうか。 その場の空気となんの脈絡もない言葉を。 アバランチ! とか、 文之助茶屋! とか、 せこりかりこりけ! とか。 ときどき部屋にひとりでいるときなんか、 大声で意味不明語を叫ぶことがあ…

いまごろ海辺のカフカ

なぜかうちに「海辺のカフカ」の下巻だけがありました。 それも単行本と文庫の下巻がご丁寧にも1冊ずつ。 ぼくは買ってないので、息子の本だと思います。 もったいないのでブックオフで文庫の上巻を 買って読みました。 (400円もした!) これ10年以…

思い人を袖に~龍の袖

坂本龍馬は江戸での遊学中、 千葉道場で北辰一刀流の兵法目録を得て、 そのとき道場主の娘、さな(佐那)と相思相愛だった という話は、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」で読んでいました。 歴史小説という結構のなかに、佐那の登場する場面だけは、 甘い文学的表…

ブレーブス=勇者たちへの伝言

年賀状の整理をしていたら4~5年前に、 増山実さんが小説を出されました と知らせてくれる人がいました。 ああ、そういえばなんとなくお名前は記憶にあるかな…… という程度のご縁なのですが、 ネットで著者名から探して読んでみたのが、これ。 勇者たちへ…

市塵に帰る

時代小説で好きな作家はと訊かれれば、 間違いなく藤沢周平と答えると思うのですが、 全作品を読んだわけではありません。 ほんの一部だけ。 なので、この作品は存在すら知らなかったですねえ。 父の蔵書です。 市塵(しじん) 市塵と呼ぶほかはない町の一隅…

バカ殿の話

今回のコロナで知事さんの個性や能力に注目が集まりましたね。 国はお金だけ出して、あとは全部地方自治体に任せたら、 もっとスピーディーにいろんなことができたんでしょうか。 日本は巨体を持て余した恐竜のように感じました。 で、最近読んだのがこの本…

われわれはなぜ死ぬのか

これ、たぶん帯の文句に惹かれて買ったのだと思います。 死とは何か 衝撃の書 そう言われると知りたくなるじゃないですか。 第1章で人間の死がどのように進行していくのか、 とても具体的に書いてあります。 血液が循環しなくなって最初に死ぬのは神経細胞…

ベルリンは晴れているか

って小説を読んだんです。 写真にあるように電子書籍のキンドルで。 キンドルは主に外出時に持ち歩き、 移動中とかなにかの待ち時間に続きを読むという使い方です。 なので外出しないときが続くと全然読み進めません。 数か月も空くと続きが思い出せず、 没…

かぶいて候

すみません、またまた読書感想です。 なかせさんの花の写真のほうがよっぽど人気があるんですけどね。 ぼくにはほかにネタもなくて。 それに1日30分で、けっこう読めます。 数日前に読み終えたのが隆慶一郎(りゅう・けいいちろう)のこれ。 「かぶいて候…

重力の達人

すみません、今日は読書感想です。 岩波ジュニア新書で「重力の達人」。 著者はシビルエンジニア、 社会インフラをつくる技術者ですね。 辞書を引くと「土木技術者」とも。 この言葉を初めて耳にしたのはぼくが20代のころです。 中米のベリーセって国で、 …

降倭ゴールド

夜寝る前30分の読書タイムで、 それなりに読了できています。 先日、読み終えたのがこれ。 宮本徳蔵って作家は初めて。 著者略歴昭和五年、伊勢市生まれ。東大仏文科大学院修了。昭和五十年「浮游」で新潮新人賞を受賞。昭和六十二年『力士漂泊』で読売文…

波乃光子の裁判

明るいニュースが乏しいなか、 一瞬光が射したように感じました。 京大の先生が、現代数学で最も難解だという 「ABC予想」を証明したんですってね。 京都人にはとくにうれしいニュースです。 (証明した望月新一教授は東京生まれですが、そこはスルー) …

ゴッホはなぜ死んだ?

美術館が苦手で当然、絵を見る趣味もないんですけど、 そんなぼくでもゴッホの絵はなんとなくわかります。 ゴッホが精神を病んで自殺したということも、 自分で自分の耳を切り取ったという 痛々しい事件とともに記憶してます。 死後にようやく評価された画家…

南朝の風林火山

久しぶりの読書感想です。 (これ、人気ないんです~) あれから何冊も読んでるんですけど、 感想文って難しくて。 あらすじを書けばいいってことでもないし。 読んで自分なりに感じたことを書けばよいのですが。 で、今回はこれ。ぼくにとっては初北方謙三…

冒険日本号

今日は13日の金曜日ですね。 ずっと気の滅入るニュースが続いています。 そんななか、ぼくには小さい喜びがありました。 いまの住まいに引っ越す前に、 400冊以上のマンガを処分したのですが、 その一部、20冊ほどが物置から出てきたんです。 これだ…

北斉英雄伝説

蘭陵王 って小説をちょっと前に読みました。 中国史に輝く仮面の貴公子その将軍は美しすぎる顔を隠すために仮面をつけて戦場を疾駆した。 と帯にあります。 美形で強く優しく清廉で。 ヒーローとしてはデキすぎ君です。 おまけに仮面をつけてるところがミス…

ルフラン

團伊玖磨 という名前はよく新聞の新刊広告で見かけました。 「又々パイプのけむり」とかって、 延々と巻を重ねる人気エッセイストとして知っていたというか。 ただ読んだことはなかったです。 その團伊玖磨の本が整理をしてたら出てきました。 本棚の奥でホ…

失業対策だった

前に紹介した「ペリリュー玉砕」、 だいぶ前に読み終えてまして、 最も驚いたのが島での激闘の記録というよりも、 軍人さんの失業対策の話でした。 よく戦前・戦中を描いたドラマに、 学校での軍事教練の風景が出てきますよね。 あれは軍国主義の高まりとし…

時代小説の楽しみ

父の残した蔵書のタイトルです。 時代小説のアンソロジーで、 第一巻は「秘剣、豪剣、魔剣」。 いわゆる剣豪小説を集めた短編集ですね。 小説のタイトルの裏に作家の略歴が記されていて、 みなさん一流大学卒ばかりのなか、 池波正太郎って小学校卒? と最初…

西あれば東あり

京都の玄関口に東寺(とうじ)があります。 昔は西寺(さいじ)もあったんですね。 その西寺の五重塔の跡が発見された というニュースを最近目にしました。 西寺は、平安京の中央を南北に結ぶ朱雀大路と羅城門を挟んで、 東寺とほぼ左右対称に建てられたそう…

60センチという嘘

旧日本海軍空母「加賀」が発見されたというニュースが入りましたね。 加賀が沈んだのは1942年6月のミッドウェー海戦です。 真珠湾奇襲成功の報に日本中が浮かれてから、 わずか半年後のことだったのですね。 で、ぼくがこないだ読み終えたのは、 日本の…

誤算が招く戦争

かなり前にこの本のことを日記に書いて、 それから間もなくして読み終えたんです。 「ザ・コールデスト・ウィンター 朝鮮戦争」 それで感想を、と思ったけど、 あまりに内容たっぷりで要約もできません。 ぼくの理解力ではできないという意味ですが。 ひとつ…

明智小五郎は光秀の子孫?

このところ「カザラッカコンサート」が続いたので、 今日はちょっと気分転換です。 時代小説「覇王の番人」、ようやく読み終えました。 「ようやく」というのはつまらなかったからじゃなく、 上巻を読んでから何年も読書習慣がなくなっていたから。 でも最近…

神戸に核ミサイルが落ちたとき

中学生くらいのときに「渚にて」を読んだんです。 第三次世界大戦で人類が滅亡する、いわゆる終末SFもの。 とっても分厚い本で、主要国が核の撃ち合いで滅んだあと、 わずかな人類が残るオーストラリアに徐々に死の灰が迫り、 最後は全家庭に自殺薬が配ら…

ペリリュー

リーダイ と、亡くなった父は縮めて呼んでました。 「リーダイ」の略称で親しまれた。 とウィキペディアにもありました。 リーダーズ・ダイジェスト/Reader’s Digest これ、父が購読していて家に何冊もあったので、 小学生だったぼくはときどきページをめく…

レのシャープ君とミのフラットさん

珍しく読書感想文です。 これ。 ジュール・ヴェルヌの短編小説です。 「十五少年漂流記」とか「海底2万マイル」とか、 子どもの頃に夢中になって読んで以来のヴェルヌ。 買ってからずっと読んでなかったんですが、 寝る前のビデオは寝つきが悪くなるのでやめ…