うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

読書感想

歴史をカタルーニャ

正確には津波と断定できないそうですね。 津波は地震で起こるもので、 海底火山の噴火で起こるのは海面変動。 大きな気圧の変化があって、それが海面に影響を及ぼしたとか。 トンガ諸島の火山島の名前が、 フンガ・トンガ フンガ・ハアパイ って、噴火トンガ…

余談の多い小説だったんです

またまた人気のない読書感想です。 アクセス数は惨憺たる数字です。 今回はずっと家にあった「韃靼疾風録」。 父の蔵書です。 その上巻を読み終えて下巻が見当たらなかったので、 泣く泣くブックオフで買いました。 古本でも400円以上したので、 さすが司…

くノ一の10の穴

久しぶりに半村良の伝奇小説を読んでるような、 ワクワクする気分で楽しみました。 乾緑郎「忍び外伝」。 第二回朝日時代小説大賞を受賞した作品です。 (第一回は受賞作なし) 「表現力も抜群ならば、文章も秀逸」(児玉清) 「思わずソクリとする伝奇的設…

愛と性と存在に啓蒙された

赤坂真理と小池真理子、 ときどきこんがらがるんですよねえ。 全然違う人なんですけど。 こないだ読んだのがこれ。 おもしろかったです。 蒙を啓かれる とはこのことかも。 こういう方面についてはあまりに考えなしに生きてきたもんで。 「愛と性と」という…

読んでイスタンブール

トルコで最も読まれている女性作家なんだそうです。 女優さんみたいにきれい。 容姿は関係ないですけどね。 digitalcast.jp レイラの最後の10分38秒 を読みました。 主人公のレイラはイスタンブール暮らしの長い娼婦で、 冬の日の明け方、死体となって路…

その朝、その輪はこの先も壊れない

いつもうめなかライブを手伝ってくださるうらないしさんが、 ブログで紹介されていた本です。 世界のあちこちで散骨をした人たちの話です。 『晴れたら空に骨まいて』がとてもよかったです - uraniwamiyuki’s diary それで読んでみることにしたんです。 散骨…

挿絵が楽しい「戦国武士と忍者の戦い図鑑」

ショッピングセンターの中の大きな本屋さんで 衝動買いしたのが、これ。 ポイントがたまってたのと、 イラストがかわいかったんです。 テレビでよく見かける歴史学者の先生が監修されてて、 子どもから読める本なので、そんなに難しいことは書いてません。 …

『サウンド・オブ・ミュージック』の秘密

こないだ紹介した「『サウンド・オブ・ミュージック』の秘密」 読み終えました。 「サウンド・オブ・ミュージック」好きにはたまらん本です。 このシーンはどこでどんなふうに撮影されたか、 この歌はほんとうはだれがうたっているのか、 あのときのあの表情…

主題ではないけど気にとまったこと

読書していて、はあ、そういうことだったのかと 思うことが多々あります。 ときにはそういう気づきを書き留めておいたりします。 日記ネタに少しばかり紹介します。 「特攻の海と空」という本から。 陸軍特攻の複座機は海軍とは異なって操縦者だけが乗るから…

悲惨な戦争の数字

毎年8月になるとテレビでは終戦特番みたいなかたちで、 戦争関係の映画・ドラマ・ドキュメンタリーが放映されます。 最近はめっきり減った気がします。 戦後76年ですか。 てことで読書感想、この本です。 第二次大戦といえば、バトル・オブ・ブリテンか、…

「良い人生だった」の謎

新聞の読者欄に、80代の女性の投稿がありました。 60数年連れ添ったご主人が病気で亡くなられたそうです。 コロナ下でしたが、最後に15分だけ面会が許され、 1時間語り合ったそうです。 いっぱい話したなかにご主人の「良い人生だった。ありがとう」 …

主力武器じゃなかった日本刀

仕事の関係で読んだ本です。 文字通り日本刀の歴史の本ですが、 合戦の話、剣術の話も豊富なエピソードとともに紹介されています。 日本刀は武器として優れていたのかどうか。 こんな記述に、へーーーと思います。 日本人が大切にしてきた日本刀は、実のとこ…

We Are Not Alone

米情報当局、待望のUFO報告書を公表 というニュースがありましたね。 防衛相、自衛隊にUFO対応指示 という記事も読みました。 天文学者の故カール・セーガン博士は 「天の川だけで100万の文明がある」 と予想したそうです。 ワープ航法とか開発した文…

現実の彼女は鋳型にすぎない

いくつになっても頭の体操みたいに考えます。 人を好きになるって、どういうことなのか。 「オリビアを聴きながら」には、 疲れ果てた私 あなたの幻を愛したの という歌詞があります。 自分が愛した人は本当に自分が知っている、 思い描いている人なのかどう…

ニュートンに消された男

ロバート・フック ニュートンに消された男 って本を読み終えました。 これ、タイトルがすごく興味をそそるじゃないですか。 ニュートンってほんとは悪いやつ? とかって思って買ったはずです(20年以上前に)。 大佛次郎賞受賞 って帯の一言にも惹かれたん…

それでも踏みとどまった孤塁

原発事故当時、活動した福島県双葉郡の消防士66人に取材した ノンフィクション「孤塁 双葉郡消防士たちの3・11」を読みました。 孤塁とは最後に残された砦という意味ですね。 大震災があると全国から緊急消防援助隊が現地に駆けつけ、 応援をするのです…

訃報を見て

俳優の田中邦衛さん死去 88歳 という訃報が昨夜、流れましたね。 ぼくらの年代では、加山雄三演じる「若大将」のライバル 「青大将」として、「若者たち」のお兄ちゃんして 脳裏に焼き付いています。 老衰のため、家族に見守られながら息を引き取った と記事…

三体話

中国SFのベストセラー「三体」を読み終えました。 (といってもまだ第1部だけです) 事前知識としては、 1)中国人が中国語で書いたSF小説である 2)S世界最大のSF賞であるヒューゴー賞長篇部門を受賞した ということしか知りませんでした。 そも…

D&Iが失せてローマ帝国は滅びた?

Netflixの「ラスト・キングダム」が めっぽう面白いって書いたんですけど、 これは9世紀のイギリスが舞台で、イギリス本土のサクソン人と 海の向こうから渡ってくるノルマン人の一派、 デーン人との戦いを描いています。 その頃のイギリスは七王国時代と呼…

二回読みたくなる?

必ず二回読みたくなる小説! これ、帯の文句に惹かれて買ったのだと思います。 10年くらい前に買ったのに読んでなかったんですね。 イニシエーションとは、ある集団や社会で正式な成員として承認されること。 イニシエーション・ラブとは「通過儀礼のよう…

ローマは一日にして成らず、ぢゃ

塩野七生の本はどれも面白い。 「レパントの海戦」「コンスタンティノープルの陥落」 「ロードス島攻防記」の3冊を文庫で立て続けに読んだ勢いで、 「ローマ人の物語」を次のターゲットに定めました。 30代の頃ですかねえ。 勇んで単行本を買ったのはいい…

危機一髪の女だてら

この本は一気に読みました。 418ページもあったのに(字組はゆったりだけど)、 読了まで1週間かかってません。 寝る前の読書タイムが待ち遠しくて、 それくらい面白かった「女だてら」 男だてらに読みました。 「女だてら」は冒険小説であり、ミステリ…

やっと上巻やちまた

「やちまた」とうとう上巻を読み終えることができました。 学生時代に買った本なので、積読歴50年! ほとんどの人が興味ないと思いますけど、 盲目の国語学者、本居春庭の伝記(?)です。 表紙は春庭が考案した四段活用の表。 昔の人、公家・武士・僧侶と…

花のあとのあと

こないだ映画「花のあと」の感想を書いたときに、 ストーリーにリアリティがないから、 原作はどうなってるんだろうと興味がわきました。 それで図書館で借りたんです。 藤沢周平の短編集「花のあと」。 なんと、2009年の時点で42刷って、 すごい人気…

妻が椎茸だったころぼくはユリ根だったかも

読者レビューを読んで興味をひかれたのと、 タイトルが面白かったので、 図書館で借りて読みました。 中島京子では以前に、明治初期日本中を旅した外国人女性を 案内した青年の話「イトウの恋」を読んだことがあって、 それとはまったく趣きの異なる短編集で…

サトウ・ハチローがすごいとわかった恋兎

先週、読み終えたのがこれ。 天才詩人の破天荒な愛と性を描く問題小説。 「恋兎 令子と金子光晴」 なんで買ったのかは覚えてませんが、 そういえば若い頃に金子光晴の映画を観ました。 演じたのは中村嘉葎雄と関根惠子。 「ラブレター」という映画です。 詩…

読者を選ぶ「サファイアの書」

前に読みかけで紹介した「サファイアの書」を やっと最後まで読み終えました。 ああ、しんどー 5センチくらいの厚みがあります。 本の帯には、 『インディ・ジョーンズ』の冒険、『薔薇の名前』の謎解き(ル・モンド) 15世紀を舞台にした、聖なる宝探し(…

データが語る日本軍兵士

雨が降り続きます。 こういう日に外で働く人は大変。 もちろん兵隊さんも大変だったでしょう。 こういう本を読みました。 日本軍兵士 ――アジア・太平洋戦争の現実 まったく知らなかったというより、 なんとなく知っていたことが数字で裏付けられて、 分析的…

教徒も楽じゃない

最近、ハラル認証って言葉を聞くようになりましたね。 イスラムの教えで「許されている」という意味のアラビア語が 「ハラル」で、食事も含めて生活全般に細かな定めがあるそうです。 いま読みかけの「サファイアの書」。 5センチくらいの厚みがあります。 …

100分以上deモモ

ミヒャエル・エンデの「モモ」、 40年近く本棚にあったんです。 もはや紙は茶色く変色してました。 毎晩寝る前に10~15分ずつページを繰って、 やっと最近読み終えました。 読むのに数百分以上かかったと思います。 ちょうどNHK「100分de名著」…