うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

おからシスコになったエースコイン

今日はこれから雨でしょうか。

いま時分、6時だとまだ暗いです。

 

さて、昭和30年代、ぼくが子どもの頃って、

おやつが家の中に常にあるってことはなくて、

よそからいただきものがあったときに、

家族で分けて食べるというくらいのものでした。

 

小学生の頃はときどき母から10円もらって、

近所のパン屋さんで、

1枚1円の塩せんべいを5枚と、

5円のサイコロキャラメルを買ったものです。

(消費税もなかった)

 

いつもお菓子に飢えてる状態だったので、

ときどき自分で飴をつくったことを思い出します。

材料は砂糖と酢とお酒。

鍋に入れて火にかけるだけで、

まさに飴色の飴ができあがるのです。

アツアツの飴はまな板の上で棒状に延ばして

包丁でカットして食べます。

飴は鍋にこびりついたはずですけど、

後始末はどうしてたのか思い出せません。

 

そんなぼくにビスケットは縁遠いお菓子でした。

まれに泉屋のクッキーを口にできるくらいで。

「エースコイン」を食べたのは、

もっとあと、中学生になってからやったか。

和同開珎、富本銭寛永通宝

みんな同じ味なのに形が違って楽しめました。

独特の風味があって、おいしかったんです。

www.nissin.com

 

久しぶりにスーパーの棚で見かけたので買いました。

あの味はどんなんやったんやろ、

と楽しみに食べたんですけど、

昔のほうがおいしかった気がします。

あの独特の風味が感じられません。

 

エースコインのメーカー、シスコは

日清食品に買収されて味が変わったのか

と思ってパッケージを見たら、

アップサイクルクッキー

という文字が!

どういうこと?

 

食品ロスの削減を目指して、

廃棄されている「おから」を

生地の一部に使用しています。

 

それで味が変わったの?

それともぼくの記憶のなかの味が変わったのか?

真相は闇のなかです。