うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

亀楽お座敷ライブ再起動!

昨日は府知事選の投開票日で、

出来レースとは知りつつ府民の義務を果たしに行きました。

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午後からは西院のフォーク割烹「亀楽」さんへ。

コロナ禍で途絶えていたお座敷ライブ復活の第1回目です。

くしくもというか、第1回お座敷ライブの出演者、

木崎豊 vs.古川豪

二枚看板での再出発となりました。

これから頑張るぞという意気込みが、

丸井さんの赤備えに表れてますねえ。

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●オープニング

クリさん豪さんデュオで、

2月に急逝されたやなぎさんに捧げます。

ランブリングボーイ

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●クリさんソロ

豪さんとは大学の同窓生なんですって。

1回生の最初の授業が体育の測定で、そのときに出会って、

失礼ですが、フォークシンガーの古川さんですよね

とクリさんから声をかけたというエピソードがおかしかったです。

同じ1回生と知ったとたんため口になったそうで。

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クリさん、歌詞をつくると目で見て推敲するだけじゃなく、

うたってみたのを録音して、それを聴いて、

「誤読」がないようにするとおっしゃってました。

文字上はおかしくなくても耳で聴くと

そう読めないってことがあるわけで、

そのへんは言葉を大事にするフォークでは

大事なことだなあと思いました。

会えないもう

震え取れへん

寝返りのブルース(会いたいのにお前はいない)

足かけ前回り

ラブ・アゲイン・ブルース(?)

きりなしうた

眠れぬ水夫

あの河で君に

 

●お茶菓子タイム

換気もかねて休憩。

おいしい麩まんじゅう、写真撮るの忘れました。

 

●古川豪さんソロ

ピート・シーガーに憧れて、

フォークシンガーになったという古川豪さん。

ぼくは初めて聴かせていただきました。

コロナでライブができなかったので、

鈴なり張り子をつくっておられたそうです。

器用ですねえ。

 

バンジョーのチューニングを曲によって

変えながら演奏されてたのが印象的でした。

ピート・シーガーの日本公演のとき、マイク真木が、

フォークシンガーはどういうスタイルでうたったらいいんですか

と訊いたので怒ったというエピソードが面白かったです。

普段着でいいんだ

と答えたといいます。

そらそやわなあ、変な質問ですもん。

 

以下、曲名がわかったのがわずかですみません。

最後の曲は演奏時間15分もの大作です。

やぎたこさんが音楽仲間とともに制作されたCD、

WE SHALL OVERCOME / やぎたこ with Spesial Guests

に収録されて、この曲のせいで2枚組になってしまった

といういわくつきです。

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となり町の味噌屋

死んだ男の残したものは

バンジョーのレクイエム

酔いの四夜

トカトントン

???(できたて新曲)

アンクル・ピート

 

●エンディング

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クリさんが当日歌詞を完成させたという、

でき立てのほやほやの新曲を披露。

さらに丸井さんからのリクエスト曲「一番星」を、

言い出しっぺの丸井さんがベースで加わって。

そのあともう1曲あってお開きとなりました。

 

出演の皆さま、丸井さん、

おつかれさま&ありがとうございました!

お座敷ライブ、2回目以降も順調に開催されるといいですね。