いま発売中の月刊京都３月号は、
パン屋さんの特集です。
そういえばこの間紹介した「京都不案内」って本に、
京都はおいしいパン屋さんが多いと書いてありました。
いろんなパン屋さんが掲載されてますが、
サンドイッチが２０００円とか、
めちゃめちゃ高級なお店があるんですね。
そこへいくと最初のページに出てくる
３つのパン屋さんは親近感がわきてきます。
天狗堂海野製パン所
大正製パン所
まるき製パン所
上の２つはよく車で前を通るのですけれど、
気づいたときにさっと停めて
買い物ができる場所ではありません。
３つ目はネットによく上がってきます。
若いファンが多いのでしょうか。
どこも一度は寄ってみたいです。
掲載されてるなかで１軒だけ、
ぼくがよく訪れた店がありました。
２０代のころ祇園会館に３本立て映画を見に行くとき、
必ず立ち寄ってパンを２個買いました。
１個はカレーパンで、もう１個はなんやったけか。
映画の合間に志津屋のパンが食べられるって、
無職のぼくにはしあわせな時間でした。
しかし、パン屋さんの名前って、
なんとかベーカリーとか、
なんとかパン店とかが普通ですかね。
製パン所
っていうと、製鉄所、製鋼所、製麺所みたいな、
専門的でプロフェッショナルな感じがして、
いいネーミングだと思います。
製函所、製餡所、製麩所、製鋲所、製鋏所……、
いろいろあるみたい。
製幸所とかあると面白いかな。
ほかにもあるかと探したら製パン所じゃないけど、
京都伊三郎製ぱん
ってとこが出てきました。
ここも初めて知りました。
全国チェーンなんですねえ。
もとは１００円パンだったんでしょうか。
試してみたいです。
