うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

フランスだって大半は

昨日のアクセス数が急上昇。

なんでやろ。

今日は一気に下がります。

 

ドラマの話から。

下剋上球児

TBSの日曜劇場、毎週楽しみです。

ぼくみたいにスポーツ好きじゃない人間でも、

毎回泣いてしまうくらいいいドラマなんです。

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こんなひたむきで真っすぐな少年たちには

幸せな人生を歩んでほしい。

戦争で命を失うなんてことが絶対ありませんように

といち視聴者じぃは祈ってしまいます。

 

最近、仕事に関係して読んだ本がこれ。

書名の通り、フランスのレジスタンスのことを

知るつもりで読んだら、

そこに至るまでの過程が興味深かったです。

 

ポーランドナチスドイツに侵攻されて、

第二次世界大戦が始まります。

イギリスもフランスも同盟国だったのに、

ドイツに宣戦布告はしたものの、

軍隊を出してまでは助けないんです。

(いまのウクライナを思い出しました)

 

それからフランスはあっという間に攻め込まれて、

ドイツと極めて不利な条件で休戦協定を結びます。

それでもフランス人はこれ以上犠牲を出さずに済むというので、

国民の大半が協定を支持し、ドイツに占領されます。

フランス陸軍は大負けに負けて150万もの捕虜を取られますが、

海軍は無傷で、これがそのままドイツに渡ることを恐れたイギリスは、

港にいたフランス海軍を攻撃して1200人のフランス水兵が亡くなります。

知らんかったなあ、この事件。

当然、フランス国内では猛烈な反英感情が湧き上がったそうです。

 

フランス人って愛国的なイメージですけど、

占領されてドイツに抵抗した人、

すなわちレジスタンスに身を投じた人は

当時のフランス人成人の1割ほどだったといいます。

国民の大半は日和見でした。

これ、わかる気がします。

愛国心や勇気の問題というより、

身近な生活や家族の安心を第一に考えてしまいますもんね。

このあと真珠湾攻撃がなくて、もしアメリカが参戦しなかったら、

フランスはずっとドイツの属国だったかもしれません。

 

現代の日本に置き換えると、どうでしょう。

だれも住んでない無人島が占拠されたからといって、

戦争してまで取り返そうなんてことにはならない気がします。

若者がそのために血を流すなんて考えられません。

もしそうなったらどうすべきか……

普段から真剣に考えている人なんて、

ほんとに少ないと思います。

 

若い頃に20代前半のノルウェー人青年と

話したことがあります。

彼は兵役のあと大学に行ったと話したので、

So you learned how to kill people

とぼくが軽口を言ったら、

とても悲しそうな顔をしました。

そして、

Oh you say so

と声を落としました。

北欧って今度のウクライナのことでわかりましたが、

ソ連・ロシアとの緊張関係のなかで生きてきたのですね。

そんなことも知らないで、

海に守られて平和を享受してきた日本人青年のぼくは、

純朴そうなノルウェー人青年を揶揄しました。

そのことをぼくはいまでも恥じています。

 

 

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