昨日は初の宝塚歌劇、見てきました。
雪組公演です。
Lilac（ライラック）の夢路
初めてのタカラヅカ、めっちゃくちゃ良かったです。
想像の上をいく楽しさでした。
あいにくの雨でしたけど、
宝塚大劇場、まるでテーマパークに来たみたいで、
こういうワクワクする高揚感は久しぶり。
レストラン、ロビーのジェラート店、
お土産・グッズが買えるオフィシャルショップ、
写真スタジオなんかがあって、大勢が働いてはります。
宝塚市の雇用創出に貢献してますね。
いやね、なんでタカラヅカ観劇に来たかというと、
シニア割引（６０歳以上）があるってのをネットで知って、
それは電話でしか買えないということだったので、
（電話するだけなら難しくなさそうだったから）
電話予約したら昨日のチケットが取れたんです。
予約開始日には何度かけても電話がつながらなくて、
半ばあきらめかけてたんですけど、
３日後にかけたらすんなりつながりました。
いちばん安いＢ席しか残ってなかったけど（しめしめ）。
シニア割引だと定価３５００円が２５００円！
２階Ｂ席１５列
っていうのはこんな感じ。
２階と言いつつ、建物的には４階でした。
でも南座のときといっしょで最安の席でも
観劇には十分かと思いました。
セリフもよく聴こえます。
ひいきの生徒さんとかいる人は別なんでしょうが、
ぼくはだれの顔もわかりません。
（オペラグラスがあれば表情はしっかり見えます）
脚フェチのぼくは、レモンイエローの可愛い
初舞台生のラインダンスに見とれてしまいましたよ。
ど、どの脚に焦点あわしたらええんや！
目移りしてしゃーないがな！
と、しあわせ指数マキシマムです。
じいさんが望遠鏡で若い娘さんの脚を見てても
通報されないって、ここぐらいのもんとちゃうでしょうか。
じいさん天国でんがな。
公演はミュージカルとレビューの二本立てでした。
どっちも展開がくるくる早くて、
あっという間に終わったという感想です。
ストーリーまで深く入り込んで観てる余裕はないというか。
あらすじの合間にセリフが入ってる
みたいな感じでどんどん話が進みます。
作品を堪能したというよりかは、初めてなので、
タカラヅカそのものの魅力の一端に触れたということです。
こんな楽しいなんて知りませんでした。
まったくの初心者なので、
どの人がトップスターとか、専科さんとか、
さっぱりわからなかったけど、
ダンス、歌、演技、衣装、セット、
すべてレベルが高いと感じました。
でもって男役さんも娘役さんも、
若くてきれいでかわいい。
はつらつとしてます。
人生で一度もはつらつとしたことがないぼくには
舞台がまぶしかったです。
それに音楽が生演奏なんですよね。
指揮者の後頭部と指揮棒が盛んに動いてるのが見えて、
臨場感があるし、演奏も聴きごたえがありました。
２４人という少ない人数で迫力がありました。
舞台と銀橋の間にオケピがあるんですね。
セリフと音楽をよくあんなふうにスムーズに
合わせられるもんだと感心しました。
ミュージカルは１時間３５分で終わると、
休憩が３５分。
ランチを食べてトイレに行くには中途半端な時間ですが、
大劇場の中のレストランは予約で満席です。
意外にお高くはないです。
通のお客さんは外のテラスで川を向いて、
持参のサンドイッチなりなんなりを食べてはりました。
ぼくもここでおやつのリンドールとお～いお茶。
このときは雨がやんでました。
女子トイレは行列ですけど、
男子トイレはガラガラ。
といっても男性客は想像してたより多くて、
若い男性の姿もちらほら見られました。
第二部はレビュー。
ワクワクします。
歌って踊ってのレビューは５５分。
ジャズありスタンダードありボサノバありサンバあり、
あらゆる音楽ジャンルのオンパレードみたいで
これも盛り上がりました。
出演者はトップスターであろうと初舞台生であろうと、
主役であろうと脇役であろうと、
ひとりひとりが役になり切って演じています。
笑顔もいいし、キメの表情もいい。
おへそが見える衣装を着てた生徒さん、
娘役さんですけど腹筋が割れてました。
ものすごい練習量なのでしょう。
お芝居とショーを３時間たっぷり楽しめて２５００円って、
すんごいお値打ちです。
（ま、定価は３５００円なんですけど、その３５００円が安い）
だって、ぼくらアマチュアライブでも、
２５００円って珍しくないですもんね。
これだけの満足感だったらＢ席５０００円でも高いと思いません。
（でもシニア割引、やめんといてちょうだいね）
うちから意外に近いこともわかりました。
またチケットがとれたらぜひ行きたいです。
駐車場は１日１０００円。
西駐車場が大劇場入口に近かったです。
（ここのトイレは穴場かも）
