毎日、テレビドラマを見てます(暇やな~)。
去年録画したのを少しずつ見てるんです。
見終えたなかから記憶に残るドラマをいくつかあげると――
「推しが武道館いってくれたら死ぬ」
岡山の地下アイドルとそのファンたちの生態を描いたドラマ。
ファンはいま「推し」というんですねえ。
”地下ドル”推したちの習性、専門用語が
ドラマの中で注釈として語られるので勉強になります。
(全部忘れたけど)
これは反社、半グレという人たちの生きざまを描くドラマ。
バイオレンスシーンがいっぱい出てきます。
主役の高橋メアリージュンのキレ方がぶっ飛んでました。
Superflyがうたう主題歌「万華鏡と蝶」がかっこいいんです。
「ボーイフレンド降臨!」
才能もお金もあるイケメン芸術家が、
記憶喪失となって三十路女子の前に降臨する
という現代のおとぎ話。
主演女優のセリフにもあったけど、
彼女はアン・ハサウェイ似でかいらしい!
と書いてきましたが、ぼくのなかで、
去年最高のドラマはあの「拾われた男」を差し置いて、
NHKの朝ドラならぬ夜ドラ、
「あなたのブツが、ここに」
でした。
毎週月~木曜の夜に1本15分という枠で放送されました。
離婚してキャバクラで稼いでいたシングルマザーが
コロナ禍で職を失い、宅配ドライバーとして再出発する話。
人間、生きてたらしんどいことが次々あるけど、
それでもなんとかなる、前向きにいこうと思わせてくれるドラマです。
しんどいときに苦しいのは自分ひとりと思いがちですけど、
ひとりに閉じこもったらあかんのですねえ。
しんどいときは、あがいて、あがいて、だれかにすがる
という素直さが大事で、そうすれば必ず
だれかが手を差し伸べてくれる(と思いましょう)。
主人公も家族や職場の仲間、お客さんに
自分が支えられていることに気づきます。
そう気づかせてくれたのは、しんどい状況にさせた
コロナのおかげでもあるといえるわけです。
最終的にはコロナにすら「ありがとう」といえるくらいの、
感謝の心で生きる主人公の姿はさわやかでした。
このドラマで毎回楽しみだったのが、
キャストがキレッキレのダンスを踊る姿です。
YouTubeでふつうに見られると思ったら、まったくだめで、
こちら、ニコニコ動画で見ていただけます。
それにしても主演の仁村紗和という女優さん、
全然知らなかったけど、朝ドラ「おちょやん」にも出てはったんですね。
ええ役者さんです。
これから注目したいと思います。
こちらは劇中音楽のみ。
これまたけっこう味わい深いです。