うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

忘却の蝉しぐれ

蝉しぐれ

NHKで一挙放送があったので録画して、

何年振りかで見ました。

調べてみたら2003年の放映とのことです。

主演の内野聖陽(まさあき/せいよう)、

水野真紀が若いですねえ。

すでに30代なのに(当時35歳と33才)。

www6.nhk.or.jp

8年前に見てから久しぶりなので忘れていた場面がいっぱいありました。

私腹を肥やす悪徳家老(平幹二朗)一派の襲撃から、

お福と藩主の子を守る「欅(けやき)御殿」の戦いが

大団円だと思っていたらドラマはまだまだ続いて、

後日談までなだれ込みます。

 

幼なじみで、秘めた恋心を抱き合う文四郎とお福。

逃避行のさなか、文四郎がお福をひしと抱き寄せた、

その瞬間を目撃した敵方の忍びを倒し、

口封じのためにとどめを刺すシーンがありました。

そんなことなど、まったく覚えていませんでした。

 

このドラマ、原作もそうですが、

剣劇シーンと、ふたりの恋の行方が見どころで、

それらはたっぷり堪能させてもらえれます。

www.youtube.com

最後、密会の場面。

明日は剃髪して尼になるというお福を文四郎は横抱きにして、

そのまま畳の上に崩れ落ちて、
お福の裾が乱れて生足がチラッ。

(NHK、ありがとう!)

ああ、ふたりにこのあとなにがあったのでしょうか。

 

文四郎の友の役として、宮藤官九郎が出てたのには驚きました。
前に見たときは、ただのさえない役者と思っていたはずです。

脚本・演出家としてすごい人だなんて、

まったく知りませんでした。

音楽は小室等

これもすっかり忘却の彼方でした。

 

映画の「蝉しぐれ」もドラマと同じ脚本家(黒土三男)で、

主演は松本幸四郎市川染五郎)と木村佳乃

こちらもよかったんですが、ぼくはより尺の長いテレビドラマ推しです。

水野真紀演じるお福の抑制された感情表現がせつなく、愛らしくて。

なにより気品がありました。

 

見ごたえある4時間半。

藤沢周平原作のドラマ・映画にハズレなしです。

(全部見てないけど)

 

 

 

【うめなか過去ライブ深草160911

過去ライブの6回目は2016年の単独ライブ(前半)です。

茶店の奥にあるイベントスペースで開催しました。

けっこう長丁場であります。

演奏曲は――

シャボン玉小鳥ザンナ(シャボン玉+赤い鳥小鳥+オー!スザンナ)

Pastures Of Plenty(ソラス)

言葉にできない(小田和正

Streets of London(ラルフ・マクテル)

恋する花嫁(恋するフォーチュンクッキー+花嫁)

嘲笑(北野武

ヒーローとヒロイン(オリジナル)

お捨てメリンダ(高石ともや

House at Pooh Cornerケニー・ロギンス

学生街の喫茶店(ガロ)

Come together(ザ・ビートルズ

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