今回もまたギターピックアップマイクの話。
英語の文法で受動態のことを
パッシブヴォイスって習いましたね。
パッシブソナーというと聴音機?
パッシブ痴漢というのは女性が
手を振って歩いている後ろについて、
その手が股間にあたるのを期待する行為です。
そしてギターのピックアップマイクにもパッシブがあるのです。
それが、これ。
電池がいらないパッシブタイプ
ヤマハ製のLL6という6万円台のギターから標準装備されてます。
YAMAHA独自のサドル下に埋め込まれた振動を拾うタイプの
ピエゾマイクが搭載され、電池を必要としない簡易エレアコとして 改良され、
通常のエレアコよりも生鳴りを中心にお考えの方に人気のモデルとなりました。
搭載される以前と同じ販売価格というところもYAMAHAの企業努力のたまものです。
通常のエレアコと違い、ボリュームなどのコントロールがない為、
それらはアンプ側での操作が必要となります。
ケーブル1本でアンプから音が出せます。
電池交換しなくていいのが楽だし、電池がないぶん軽いのもメリットです。
しかもこれ、お取り寄せして取り付けてもらうことができるんです。
工賃込みで2万円弱(JEUGIA三条本店)だそうです。
ギターの弾き語り程度で、あんまり大きな音は必要ない
って人にはちょうどなんじゃないでしょうか。
写真は下記のサイトからちょうだいしました。
そうはいってもギターに穴あけはしたくないという
ギター愛好家も多いことでしょう。
ぼくもそのひとりです。
そうなると前回も書いたようにサウンドホールに取り付けて
ケーブルを外に垂らすしかないのですが、
実はそうしなくていいのがあったんです。
穴あけケーブル不要のワイヤレス型
先日の日記「PU~下を上への大騒ぎ」にジャイアンさんが
コメント欄で教えてくださったマグネティックタイプです。
これ、ギター愛好家には朗報ですね。
ケーブルじゃなく電波で飛ばすってのも便利です。
こちら、取り付け方とサウンドチェックです。
10メートルくらい離れても大丈夫みたいです。
いいや、そもそもサウンドホールにこういうのを入れたくない!
美観を損ねる! という純粋ギター愛好家もいます。
そしてそういう人のために、
ギターに穴もあけずサウンドホールにも異物を挟まないでいい
というピックアップがあったんです。
ボディ挟み込み型
同じく前回、コメント欄でSlim佐藤さんが教えてくださいました。
愛用されているそうです。
理想的ですよね。
こちら取り付け方など紹介しています。
ギターに穴あけをせず、サウンドホールに邪魔なものがなく、
ケーブルの取り回しも楽そう。
山彦という信頼のおけそうなメーカーです。
ただしお値段8万円!
これ、ヤマハのピックアップ付きギターLL6が買えて
お釣りのくる値段です。
いや~~~~、ええもんは高いわ~~~~~!