対バンライブに行くと、皆さんの楽器が気になります。
とくにおニューを発見すると、目が引き寄せられて、
話を聞き込んだりします。
日曜のライブでも主宰者のOさんがおニューでした。
OさんはいつもマーチンD28だったのが、
テイラーを弾いてはりました。
これ、Taylor 114eじゃないか。
帰ってから調べればわかるかと思ったけど、
結局わかりませんでした。
これ(ピックアップ)の付いてるの欲しかってん!
とOさんはおっしゃってました。
すごく弾きやすいとのこと。
そう、ぼくも十字屋の三条本店で試したけど、
テイラーはどれも弾きやすかったです。
そして、やんちゃバンドのRさんはおニューじゃないけど、
ぼくには初お目見えでした。
前はやっぱりマーチンD18を持ってはりました。
こちらは若い頃に初めて買ったギターなんだそうでです。
Chaki(茶木)のギターです。
こちらのサイトでは次のように紹介されています。
1947年(昭和22年)に「茶木弦楽器製作所」が
茶木純啓により京都で創業されます。
コントラバスを中心に弦楽器の製造・販売・修理を行っていたようです。
で、60年代の中期にはピックギターの製造を始めたようですが、
この時にその製作を任されたのが
あの有名な若き日の辻四郎(つじしろう)です。
1961年(昭和36年)から1973年(昭和48年)まで、
茶木弦楽器製作所でギターを作り続けました。
Rさんはギブソンのコピーモデルだとおっしゃってました。
何十年たってもお気に入りなんですね。
物持ちがいいというか。
ぼくなんか数年単位でころころ買い替えてます。
ぼくが初めて買ったモーリスのフォークギター、
いまもだれかが弾いてくれてるとうれしいなあ。
そしてやんちゃバンドのLさん、
こちらはHISTORY(ヒストリー)です。
最近、よく見かけます。
これ、島村楽器のオリジナルブランドなので、
島村楽器のギター教室で習ってる人が買ってるのでしょうか。
オーナーに訊くと、口々にいい音だとか弾きやすいとかおっしゃいます。
ぼくも別のHISTORYを弾かせてもらったことがありますが、
いい感じでした。
とくにLさんのこれはもう10年くらい前につくられたと思われる
中古品ですが、とっても上品で、木目も美しいです。
ピックガードがないのがおしゃれです。
10万円以上したのが3万円台で手に入ったとほくそんでおられました。
いいなあ。
なんか、こうやって楽器を複数台所有してはる人を見ると、
自分も頑張らなきゃって気がしてきます。
老い先短いぼくらですけど、
それでも音楽に投資したい気になるって、
前向きでいいことです。
最近、トランプが言ってますよね、
同盟国はGDPの2%以上、軍事費に支出しろって。
それは大きなお世話だとして、
自分の稼ぎの2%くらいを楽器に支出する
くらいの心意気はあってもいいかなあ。
てことは、稼ぎの悪いぼく、
そんな高いギター、買えませんがな。