いろんなものが値上がりしてます。
ヴィンテージギターもそうなんですね。
人気モデルにはコロナ前の2倍の価格がついてるそうです。
またまた日経の記事から。
記事によるとギブソン「J-45」1950年製の想定市場価格は、
2022年が140万円と、22年に比べて4割超上がったそうで、
コロナ前の19年比では2倍近い上がり方です。一方、
マーチン「D-28」の1960年製も2022年の想定価格が160万円。
21年比2割超、19年比では3割超。
比較的新しい1969年製でも120万円と、100万円の大台を超えた。
とあります。
これだけ値上がりすると売る人が増えるかと思いきや、
その逆で「売るともう買えなくなるのでは」という不安から、
売らずに複数本所有する心理が働きやすくなっているそうです。
わかりますわかります。
所有者はかつての「ギター小僧」で、
やっと手にした憧れのギターですもんね。
ヴィンテージギターは投機対象としても注目が集まり、
これまで見向きもしなかった中国も手を出し始めているとか。
ヴィンテージギターの値上がりは世界的な傾向みたいです。
22年に入ってからは円安も加速。
ギターを輸送する際の航空貨物運賃も高止まりし、
日本の愛好家には負担となる。
でも大金持ちには数十万円程度の値上がりって、
大したことないのではと思います。
趣味と実益を兼ねてというところでしょうか。
ギターは弾きやすければOKというのがぼくの考え方なので、
ヴィンテージギター人気はまったくもって他人事です。
でもいっぱいあるから1台もらってよ
という方の善意を拒むものではありません。
えへへ。