うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

絵は友を呼ぶ

この絵を見てください。

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どこかヨーロッパの街の裏通りみたいな感じ、

しませんかねえ。

実は向日市にあるギター修理工房「柾目ウッドメーカー」

なんです(右手の黄色い建物)。

 

店主の清田さんによると、

ある日、見知らぬ女性が訪ねてこられたそうです。

すみません勝手に描いてしまいました

ってことで、お詫びに、きれいな透明のフレームに入った

絵のコピーと名刺を持ってこられたのだとか。

そこには京都水彩画会会員とあります。

ギターの看板に惹かれて描いてみたくなったんでは?

と清田さんは話してはりました。

 

ぼくはこの絵に気づく前に、修理中のギターのなかにあった

木製の譜面台に目が行ったんです。

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これ、いいですよね、どうしたんですか?

と訊いたら、女性画家さんの話が始まりました。

清田さん、この絵に触発されてイーゼルをつくったんですって。

さすが元家具職人さんです。

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譜面台にも使えます。

おいくら? と訊くと、

売りもんちゃうで

という答えでした。

 

だれかの創作に触れて、

自分でもなにかつくりたくなるってこと、ありますよね。

そんな創作の誘惑を見た気がしました。

 

それにしても清田さん、もうちょっと部屋を

きれいに片付けたほうがええんちゃうやろか。