10年ほど前に、いやもっと前か、
マーチンのバックパッカーというギターを持っていました。
持ち運びしやすいコンパクトギターです。
ほうきみたいな細身のデザインで、
弾くときはストラップを掛けないと安定しません。
音もいまいちだったので早々に下取りに出しました。
ただ、持ち運びしやすいギターというのは、
いまでも食指が動いて触手を伸ばしたくなるんですよねえ。
いろいろ出てますが、コンパクトとはいいつつ、
ギターってやっぱりボディ+ネック+ヘッドの全長が必要で、
それぞれある程度のサイズがないと音が悪いし、弾きにくい
というのが常識です。
ところが、こんなギターがあるんですね。
フォルヒ リトルジェーン LJ10-CM
ヘッドとネックが脱着できるというもの。
これは目からウロコの発想です。
ボディを含めたスリーピースがリュックに収まります。
この動画が見やすいけど、どうでしょう。
先ほど投稿しました トラベルギターのフォルヒ リトルジェーン LJ10-CM
— ドルフィンギターズ (@dolphingt) August 12, 2019
ヘッド&ネック脱着の実演してみました コツを掴めばカンタンです😉https://t.co/fvuKbxOSuV pic.twitter.com/OpnjjxCDP7
だめなら下の動画の後半部分。
ギターの弦は張ったままバラすので、
なんかイカの足が垂れてるみたいで、
みっともよくはないですけど、
張ったままだから手早く分解・組立ができるってことですよね。
組み立てて即、チューニングなしで弾いてるのは、
ちょっと嘘でしょうと思ってしまいますけど。
お値段は15万円!
ひゃ~~~、これはコンパクトにもなる、本格ギター、
っていう位置づけじゃないと買えないお値段ですね。
柾目ウッドメーカーの清田さんにつくってもらおうかしら。
所有しておられる方がおられたら、
ぜひ音色を聴かせてくださいませ。