ザ・ビートルズの「ギターソロが最も素晴らしい5曲」を紹介
というネット記事があったので、気になって読んでみました。
ビートルズって素晴らしいコーラスバンドであると同時に、
素晴らしいギターバンドなんですねえ。
ただこの5曲をソロギターというポイントからは
あんまり聴いてなかったかと思います。
記事によると、「ザ・ビートルズのギターソロが最も素晴らしい10曲」を
「FAR OUT」が選出しているということなのですが、
まずこの「FAR OUT」がなんなのかわかりませんでした。
エンタメ情報サイトですかね?
で、ザ・ビートルズの曲の最も素晴らしいギターソロって?
曲名からだけはわからなかったので、
記事に紹介されていた5曲をYouTubeで探してみました。
YouTubeの中でソロギターが出てくるのは曲の中ほどです。
ソロがわかりやすいのでギターのチュートリアル動画を見てみました。
Sweet Little Sixteen(1962年)
ロックンロールっぽくて、かっこいいですね。
チャック・ベリーのギターのコピーというわけではなさそうです。
これを自分でつくったジョージ・ハリスン、すごい。
I Saw Her Standing There(1963年)
加山雄三とランチャーズって感じがします。
影響を受けたんでしょうねえ。
解説によると、これはジョン・レノンが弾いているそうで。
ジョン・レノンって、そんなに難しいことをやってなくて、
ぼくでも弾けそうな気にさせてくれるんですよねえ。
(実際はできないけど)
「この曲をジョンと一緒に書いた。私たちは学校を休んで、
この曲をギターで作曲したんだ。
“Just seventeen/Never been a beauty queen”
という歌詞があったのを覚えてるよ」
とポール・マッカートニーは語ったそうです。
Taxman(1966年)
これはジョージが作曲してポールがギターを弾いたとあります。
「“Taxman”でポールに少し(ギターを)演奏してもらえて嬉しかったよ。
気づいたかな。彼は僕のために少しインドっぽく弾いてくれたんだ」
とジョージは明かしたと書いてあります。
そういわれればインドっぽい?
ギターと関係ないけど、これ、バットマンのテーマ曲に似てません?
I Want You (She’s So Heavy)(1969年)
これは「アビイ・ロード」のなかの1曲。
8分近くありますね。組曲のような構成で。
歌といっしょに聴いたほうがいいので、ビートルズのYouTubeから。
ジョンがリード・ギターを弾いて、歌いながら演奏してるそうです。
ギターの音と声が一体化してる感じがします。
Let It Be(1970年)
ぼくが唯一、ソロギターがあるのを覚えていた曲がこれ。
でもどちらかというとイントロのピアノのほうが印象がありました。
突然やって来るギター・ソロに聴き手は完全に不意を突かれてしまう
と「FAR OUT」は紹介しています。
不意を突かれたとは思いませんが、キュ~ンと心に入ってくるギター。
歌とのからみ方がいいですねえ。
めっちゃセンスいいです、ジョージのギター。
ぼくはフォーク畑なもんで、ビートルズのギターといえば、
アコースティックギターばかり注目していたのですが、
今回の5曲を聴いてみて、改めてビートルズの
ギターバンドとしての存在感の大きさを感じました。