昨日はなかせさんの高校時代の先輩、寺田さんのお招きで、
久しぶりのライブに出させていただきました。
会場は、ギャラリー&カフェ サオイというところ。
釣り竿の老舗が最近オープンされたギャラリーのようで、
とても清潔感があって、おしゃれな、気持ちのいい会場でした。
ホームページの中の「利用案内」の写真は、
主宰者エヴァグリーンさん(寺田さんご夫妻)ですね。
てことで、オープニングから紹介しましょう。
EverGreen
Bamboo
All My Trials
Lemone Tree
PP&Mづくしです。
お二人ともギター・ボーカルを務められます。
奥様が60代に入ってからギターを始められたそうで、
なかなか堂に入った演奏ぶりでした。
お声もよく出てましたねえ。
ご夫婦そろってやさしいお声で、とても耳に心地よかったです。
あとギターはHISTORYといって
島村楽器がプロデュースしてるブランドでした。
試しに弾かせていただいたら、とても軽くていい音が出ました。
初田めぐみ
女性おひとりでの登場です。
伴奏をアプリで作成されて、それをiPad(?)から
ブルートゥースでアンプに飛ばして、という、
うめなかには絶対無理なハイテクワザを駆使されていました。
Smile
Autumn Leaves
Summer Time
初田さんも最近ブルースハープを始められたとか。
鴨川で練習されていたのを、寺田さんがスカウトされたそうです。
昨日はソロでジャズ演奏されました。
ブルースハープの演奏のあとに歌もうたわれて、
このジャズボーカルがまたすばらしかったです。
できたらカラオケじゃなく、いっしょに演奏してくれるミュージシャン
(ギタリスト?)がほしいとおっしゃってました。
ご主人は楽器はからっきしダメなので、
ただいま音楽パートナー募集中!
みたいな感じでした。
うめはらなかせ
久しぶりであがってしまいました。
指が全然動かなくて。
セットリストは3分未満の曲ばかり――
I will
No Other Name
罪と共に消えた濃い顔~Gone The Toubow(PP&M)
I just called to say I Love You
(アンコール)
ありふれた今日の歌(60代夫婦)
EverGreen
再び主役登場です。
1曲目は奥様の前奏で始まります。
「悲惨な前奏です」というMCが笑えました。
The Cruel War
For Baby
Man Come Into EJYPT
Come And Go With Me
(アンコール)
We Shall Overcome
感染予防対策で1曲終わるたびに窓を開けて2~3分換気。
これがけっこう面倒でしたが、やればなんとかなるもんですね。
エヴァグリーンさんの息子さんもお手伝いにこられていて、
とってもアットホームなコンサートでした。
それからこれはご本人の了解のもとで書かせていただきますが、
実は寺田さん、闘病中なんです。
余命一年と言われて、抗がん剤治療を続けておられて、
体も思うように動かないなかでのライブ演奏です。
イベントの準備から自分たちの練習まで大変だったと思います。
それをまた奥様が懸命に、笑顔をたやさず、まめまめしく動かれ、
そして演奏では寺田さんが奥様を言葉でリードし、
ご夫婦で仲睦まじく支え合っておられるお姿に感銘を受けました。
そんなお二人に、うめなか、コロナ自粛のなかでも
元気をちょうだいすることができました。
本当にありがとうございました。
それと、いただいたコーヒー(300円)がとってもおいしかったです。
お店で飲むコーヒーをおいしいと感じるってめったにないですねえ。
竿伊さん、ごちそうさまでした。