深夜にトイレに起きたあとスマホをチェックしたら、
なかせさんからのメールが来て驚きました。
ジェントルブリーズの西脇さんが亡くなられたとのことです。
お悪いとはお聞きしていましたが、
まさかこんなに早くとは思いませんでした。
享年70歳というと、ほぼぼくと同い年です。
西脇さんとはコープイン京都で知り合ったと記憶しています。
気さくに話しかけてくださって、
うめなか初期の単独ライブにも来てくださいました。
昼の部、夕方の部と1日2回構成だったのに、
2回とも来てくださいました。
いつも年の離れた若い奥さまといっしょです。
娘さん息子さんがおられて音楽一家でした。
ご家族でジェントルブリーズというバンドを結成されて、
「やさしいそよ風」って意味なんやと話してられたと思います。
なかせさんがぴったりのイベントがあると勧めはった
ヤマハファミリーアンサンブルwith Mom!
に応募されて、見事選ばれてパシフィコ横浜で演奏されました。
2011年11月のことなのですね。
東日本大震災の年でしたか。
最後にお会いしたのはコロナ前の府庁でのライブだったかと思います。
うめはらなかせとはまったく方向性が違うにもかかわらず、
気にかけてアドバイスをくださってました。
うめなかがいま使っているコンデンサマイクも、
西脇さんに教えていただいたものです。
西脇さんを偲びたいと古い録音を探しました。
ひどい録音なので西脇さんは不本意かもしれませんが、
2010年9月4日に天神川にあったライブハウス憧夢で、
やはり亡くなった辻さんの「練習中」ライブに
飛び入り参加したときのものです。
サイモンとガーファンクルの「Bleecker Street」を、
合唱団で培われたきれいな声でうたっておられます。
ギターは辻さんですかね。
西脇さんの「2拍子」って声が聞こえます。
2分20秒くらいからのハミングだけでも聴いていただければと思います。
西脇さんのご冥福をお祈りします。