うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

きれいな赤

リハビリに通って、膝は随分楽になりました。

信号が赤に変わりかけても、ちょっと小走りできるんですよ。

 

そんなんで通っているクリニックは若い40歳ぐらいまでの

先生ばかり、皆男の子です。

 

ジジババが相手で気の毒に思ったりしています。

皆、やさしいし。でも私はちょっと厳しい先生がお気に入りです。

肩を痛めた野球少年の投球フォームを真剣に見る様子に、頼もしいものを

かんじたりしています。

 

先日、リハビリ室で待っていると、

「赤い車のハザードがついてますけど、どなたか?」と事務の女性が

呼びかけられました。赤い車に間違いないけど、ハザード付けた覚えはないなあと

駐車場まで見にいきました。

 

そしたら、もう一台赤でもオレンジに近いメタリックの車のハザードが

点滅していました。

 

戻って、入口で待っていてくれはった先生と事務の女の子に

「私のじゃなくて、きれいな赤の車です」と言ったら

二人が大声で、笑わはるんです。

「え、何かおかしなこといいました?」

と聞くと、ふたりして

 「嫌いな赤て」

 

「言うてませんよ、きれいな赤て言うたんですよ」

 

そら、嫌いな赤て聞こえたら笑うわなあ。

 

嫌いな赤がおかしくて、

リハビリに身がはいりませんでした。