先月、「アンロック/陰謀のコード」という映画を
アマゾンプライムで観てたら、
マイケル・ダグラスが出てきました。
マイケル・ダグラス、まだ生きてたんや
年取ったなあ、脇役でしかも悪役やんかあ
と思ったんです。
(映画は面白かったです)
そしたら今月になってカーク・ダグラスが亡くなったというニュース。
それまでは生きたはったんですね。
当たり前ですけど、驚きです。
享年103歳。
カーク・ダグラスはあごの先が割れてるから、
子どもにも覚えやすいハリウッドスターでした。
ぼくの勝手な思い込みですが、カーク・ダグラスの映画で、
あご割れ顔をたくさん見ていた時代、
先割れスプーンも活躍してなかったでしたっけ?
カーク・ダグラスといえば、
「OK牧場の決斗(Gunfight at the O.K. Corral)」(1957年)
「スパルタカス(Spartacus)」(1960年)が代表作?
ウィキペディアには、
1960年には自らが主演・製作総指揮を執って
製作費1200万ドルの大作『スパルタカス』を製作、
当時赤狩りで排斥され投獄までされていたハリウッドテンの一人、
ダルトン・トランボを起用し、正式にクレジット、
彼らの実質的復活に手を貸した。
とあります。
「スパルタカス」は中学の映画鑑賞会で観て、
すごく興奮したのを思い出します。
勇気や矜持を試される場面が次々と出てきて、
主人公と一体化して観てると、
自分が男の中の男のような気がしてくるんでしょう。
ぼくが通っていた京都市立成徳中学校では
年1回くらい映画鑑賞会と称して、
裏寺にある美松劇場って映画館に行くんです。
ここは家から歩いて5分くらい、ほん近くで、
その日はうれしかったですね。
点呼があったり、あとで感想文があったりとか、
そういう授業らしいことはなんにもないから。
しかも教育的なつまらない映画じゃなくて、
痛快娯楽アクション映画が多くて、
ちょっとエロチックな場面もあったりして、
中学生は大興奮なんです。
先生もテキトーに選んでたのかなあ。
「荒鷲の要塞」とか、主演のクリント・イーストウッドが
バリバリ、ドイツ兵を撃ちまくる映画で楽しかったです。
ほかにもF1グランプリを舞台にした「グランプリ」も観ました。
これもいい映画でした。
学校から観に行くべき理由はまったく見出せませんけれど。
てなことで、カーク・ダグラス→スパルタカス→映画鑑賞会の順で、
思い出にふけってしまいました。