うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

合計身長日本最高オートハーパーライブ

今日は29日。

いつもの2月より1日多くて得した気分です。

25日(日)はクリさん主宰のライブでした。

第8回 京都ハープ

オートハープ奏者を招いてのライブです。



(クリさん手描きの、はなはだ投げやり感あふれるチラシ)

ゲストは小林マサキさん。

クリさんと17年前に出会ったのがきっかけで、

オートハープに本格的に取り組み始めたそうです。

小林さんにはいつも亀楽などでお世話になってるので、

ぜひともうかがわなくっちゃと寄せてもらいました。

 

例によってクリさんのオートハープ解説から始まります。

同じオートハープでも、

小林さんのとクリさんのとは仕組みも

チューニングも違うそうで、

確かに音の響きが違います。

小林さんのはこちらのオートハープですかね。

kotokotoハープのページへようこそ | 箕田泰生のオートハープ紹介

クリさんのは「カポ」(比喩表現)がつけられるのに対して、

小林さんのはキーごとに1台必要らしいです。

ブルースハープ(ハーモニカ)がキーごとに

そろってるのといっしょですね。

 

ぼくはオートハープを弾く可能性ゼロなので、

あんな大変なこと、ようやってはるわ、

ほんでポカンと聴いてはるお客さんにも、

(真剣に聴いてはるマニアもおられます)

丁寧に説明してはるなあ、

といつも感心しながら聴き流しています。

 

オープニングソングは、

お客さんのなかのカズコさんがお誕生日ということで、

まずハッピーバースデーを全員でうたいました。

 

小林さんソロ

小林さんがオートハープを弾いてられるのは

見知ってはいるのですが、弾き語りを聴くのは初めてです。

ブッキングライブは10年くらいしてないとか。

それで大丈夫やろかと失礼ながら

案じてた次第ですけど、まったくの杞憂でした。

リズムもピッチも安定してます。

そのうえで「なにも飾らない」

「好きな歌をただうたっています」という、

 ぼくが好きなタイプの素朴な歌い手さんでした。

 

小林さんの演奏曲は――

500マイル(忌野清志郎

マイ・オールド・ケンタッキー・ホーム

日暮れの思い出(「谷間の灯」とは歌詞違い)
今宵恋に泣く(ザ・ナターシャ・セブンとは歌詞違い)

好きにならずにいられない(代田幸子バージョン)

鉄道暮らし

すずめの歌(ザ・ナターシャ・セブン)

 

おつかれさまでした。

演奏時間は全部で30分ほどでしたが、

終わってほっとされてる様子でした。

またやってもええかなあ……

と思うてはったりするかも。

 

クリさんソロ

クリさん、LPジャケットの裏面に印刷された

小さい字の歌詞を見ながら、うたわはりました。

目がええというか、横着というか

 

自分で作った曲でも著作権を登録すると

お金を払わないといけないとか、

せっかく登録・演奏報告をしても

使用料を振り込んでこないとか、

なので自分は無登録です、

という著作権の話が興味深かったです。

 

あとコードCmaj7のCEGBの4音が

オートハープでは弾けないので、

先にを鳴らしておいてからEmのEGBを鳴らすと、

Cmaj7に聴こえるという裏技も面白かったです。

「雨に濡れ」の不思議なコードも

こうしてつくってはるのかしら。

音が響いてる(残響してる)

アコースティック楽器ならではですね。

ちなみにギターでCを弾いてからEmを鳴らしたけど、

どんなにCmaj7耳にしてても

Cmaj7に聴こえませんでした。

 

クリさん第1部の演奏曲は――

生まれ変わらば(清水智則さんの歌詞をちょっと変えて)

Sportin' Life((ジョン・セバスチャン

笑ってるのだあれ(Skip to my Lou/清水智則さん作詞)

会えないもう

世襲(入院中に作ったというダークでブラックな歌)

しょっちゅうお前

今晩はお月さん (ハンバート ハンバート)

足かけ前回り

 

(休憩)

 

クリさん第2部の演奏曲は――

たのしいワルツ

無駄に書いたラブレター

いえのうた

眠れぬ水夫

 

小林さん+クリさん

おふたりの共通点はオートハープと高身長です。

合計したら日本最高身長のオートハープデュオちゃうか

と、お客さんで来てたひでまんさんがおっしゃってました。

加藤和彦北山修みたいですね。

 

困った時のナターシャセブン、

困った時のカーターファミリー、

と言いながら始められました。

クリさんがハモをつけられます。

いい塩梅に肩の力の抜けた音楽を

聴かせていただきました。

 

別れの恋歌 その1

私に人生といえるものがあるなら

(アンコール、クリさんソロ)

ゆっくりとゆっくりと

 

アイリッシュパブのノームは地下で、

床が土間、漆喰、三和土、タイル?

そのせいか冷えて冷えて、

(2枚しか着てなかったこともあるけど)

寒いからコートを羽織ったけど、

トイレに2回も行ってしまいました。

 

翌日が朝6時半起床予定だったので、

終わったら脱兎のごとく駆けだして、

三条まで走ったところで、

ICレコーダーを忘れてることに気づいて

取りに戻りました。

ほんま、あほやわ~~~

 

以上、クリさんの「京都ハープ」でした。