ちょっと前に終日雨が降ったことがありました。
冷たい雨でした。
あの日の気温と湿度は弦に影響して、
ふだん以上にギターの音が狂いました。
室内とはいえギターはむき出しで、
空気にさらされているのでしょうがないです。
それがいやなら防湿庫というのがあるのですね。
日経の広告で見ました。
正式には全自動恒湿保管庫。
ワインセラーみたいなもんですか。
お値段は17万2700円~19万300円!
どんな人がどのくらいのお値段のギターを納めるのかしら。
ギターに最適な湿度50%RH前後に安定保持して
ネックの反り・ひび割れ・金蔵の錆を防止します。
という説明書きを読んでいて
50%RHってなに?
と思いました。
調べてみると、一般的に湿度というときは
「相対湿度」(%RH)のことを指すそうです。
説明を読んでもわからないです。
たぶんここから読むのをやめる人、続出です。
ある湿り空気の水蒸気分圧と、その湿り空気における
飽和空気の水蒸気分圧の比を単位「%」で表します
(相対湿度の英語表記「relative humidity」の頭文字を添えて、
「%RH」と表記する場合もあります)。
1気圧の空気は、空気の圧力と水蒸気の圧力の合計で、
このうち水蒸気の圧力を「水蒸気分圧」というそうです。
この説明だと「圧」の比率みたいですけど、
別のサイトでは水蒸気量(重さ)の比率と説明しています。
飽和空気、つまりパンパンに含まれた水蒸気の重さと比べて、
現状の水蒸気の重さが何%の状態かってこと。
湿度100%とは水蒸気が水滴になって現れる状態で、
雲や霧の中がそうなんですって。
Rhといえば血液型を思い出します。
このRhは湿度のRHと違ってドイツ語でした。
Rhesusfaktor
最初の2文字がRhですね。
rhesusはアカゲザルのこと。
faktorは英語でいうファクター。
てことはRHって訳すと、
アカゲザル因子?
さらに調べたらアカゲザルを実験に使って、
血液の抗原を調べたってことでした。
わからんけど、さよか!
こうして湿度や血液型のことを調べてたら、
いかに世の中の原理をわかってないか思い知らされます。
地球が丸いってのはかろうじてわかりますけど、
自転しながら公転してるなんてことを理解できる人はえらいです。
よくいわれる地球温暖化も、
みんながそう言ってるから
そうなんだろうと思うくらいです。
(半疑問はつきますが)
で、そういうのがわからなくても
生きていくのになんら支障はないんですね。
だからぼくも生きてます。
ありがたいありがたい。