うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

ライブで重大事故発生!

昨日は少し雨も降って蒸し暑かったです。

夕方に始まりました。

少年倶楽部FINAL

北村謙さんのコンサートです。

開演5時の少し前、落語家口調で

ユーモラスな注意事項のアナウンスがありました。

(お声はゲストの桂九雀さんでした)

2時間20分の公演予定で、休憩なし、食事はもちろん

飲み物もだめというのは年寄りにはきついです。

会場となった京都国際交流会館の方針なんでしょうね。

 

少年倶楽部」の最終公演ということです。

そもそも少年倶楽部がなんなのか知らないぼくは、

公演を聴きながら徐々に学んでいきます。

ステージにはバンジョーが3本、お琴やパーカッションが2セット、

どんな編成、どんな音楽なんでしょうね。

開演時間とともに軽快な演奏が始まりました。

 

極楽三昧

3人バンド(バンジョー、ドラム、エレベ)です。

この編成だとカントリーロックでしょうか。

バンジョースリーポイント(3ピースバンド?)を

やりたいということで、

当初はエレクトリックバンジョー使っていたそうです。

 

少年倶楽部のメンバーで仕事の暇な3人が

極楽三昧を結成して10年間たったとのこと。

謙さんは音楽歴60年ほどでしょうか。

プロになってからでも53年とおっしゃってました。

「最終」の理由は老化とともに体力がなくなってきたから。

肘にはテーピングしておられるそうです。

 

1曲目、2曲目はオリジナル、3曲目はガーシュインの名曲、

サマータイム」、ジャズに合いそうなバンジョーリフがかっこいいです。

 

少年倶楽部

そして途中からサックス、アコースティックギター

パーカッションが加わって、少年倶楽部勢ぞろいです。

ステージングとしても編曲としてもかっこいいです。

ジャズ、レゲエ、ロック、沖縄民謡などノージャンルで

演奏されているそうです。

 

で、続けて3曲やったあと、ようやく知ってる曲、

「戦争は知らない」でした。

この曲のためにパーカッションの福井秀彦さんは

グロッケンを買われたそうです。

そんな謙さんのMCの最中に、ガサッと音がして、

全員の視線がステージ上手のギターに集まりました。

続いて、ア~ア~、割れた、という声が……。

そうです。

三好ひろあきさんがギターを弾く体勢をとろうとしたときに、

ストラップがスポっと抜けてギターが床に落ちて、

しかも落ちた場所が、床に置いてあった

エフェクターの突き出たスイッチの上だったらしくて、

そこにギターのボディが刺さりました。

7~8センチ×3センチくらいの穴があいたんです。

これは重傷です。

わかるでしょうか。

左手の上あたり。

床には割れた破片が落ちているようです。

ちょうどオーバーホールから帰ってきたばかりのギターだとか。

悲劇ですねえ。哀しいですねえ。

三好さん、ショックで呆然です。

だけど、メンバーもお客さんも他人事ですから、

珍事をネタのように受け止めている感じ。

(すまんこってす)

修理代のカンパはいくら集まったでしょうか……

 

というところで、長くなるので今日の報告はここまで。

続きは明日以降にさせていただきます。

そうそう、会場となった京都国際交流会館、

イベントホールは221席あるそうで、

ほぼ満席だったんじゃないでしょうか。

イベントホール、意外にお安いです。

貸出概要 | 公益財団法人 京都市国際交流協会