お知合いのお宅、大きな木にネットをかぶせてはるんです。
奥さんがおっしゃるには
「榎にの葉にアブラ虫がつくと、幼虫がそだたないから
てんとう虫をとりに行くの」
「何処へいくの?」
「そこらのクサハラに」
この大きな木、榎には国蝶「オオムラサキ」の幼虫が育っているんです。
ご主人は趣味で蝶の研究をなさってて、毎年この榎には
大きなネットがかかります。
てことで、なかせは孫と一緒に畑のテントウ虫をとって5.6匹
ですけど、届けました。
ご主人は、すっごく喜んでくださって、
普段はほとんどお声を聴いたことがないのに、
蝶のことを色々教えてくださいました。
「オオムラサキって見たことないです」
と言うと
「ここらで見たら、僕のところから逃げたものです」やってぇ。
笑ってしまう。
そして↓をいただきました。
眺めててもビクともしないので、静かなところに置いておいたら
ほれ、黒いフンが転がっていました。
「生きてるやん」
この幼虫、背中に角のようなものが4つあると「オオムラサキ」
3つだと「ゴマダラ」
わたしには、3つに見えるけど。
「オオムラサキ」なら嬉しいのになあ。
「ゴマダラも、渋い綺麗な蝶やで」
旦那は嬉しそう。
なんせ、昆虫少年でしたから。世話はまかせました。
なかせは、この幼虫の成長記録が日記のネタになって
助かります。