うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

うめなかの大冒険

という夢を見たんです。

なかせさんと自転車の二人乗りで、

(どっちが運転してたか覚えてません)

うっかり八瀬まで行ってしまって、

川沿いの道を下って帰ろうとするんです。

途中で何度かはぐれるんですけど、

このままではご主人に申し訳ないと、

懸命に捜して見つけ出したり、

狭い道を歩いていたら、

前方にフェンスが立ちはだかって

引き返すしかないとなったときに、

親切な住民が自宅の敷地を抜けるよう導いてくれたり。

これは明日の日記に書かなきゃ、

タイトルは「うめなかの大冒険」にしようと、

夢の中で考えています。

 

いちばん印象的だったのは川の中を行く船です。

古い温泉旅館の迷路のような廊下や階段を抜けると、

川に接する船着き場のようになっていました。

川は、鴨川の納涼床の下を流れる人工水路、

「みそそぎ川」くらいの幅(2.5メートル?)で、

水深は3メートル以上ありそうです。

その中を木造の舟が流れていくのです。

水の中なのにくっきりはっきり見えます。

舟上に5~6人の女性たちが乗っています。

(中には黒人女性もいました)

水の中でも不自由なく呼吸ができるようです。

ぼくらが不思議そうに見ていると、

舟が浮上してきて、温泉宿の船着き場に乗り上げました。

ぼくらというのは八瀬からずっといっしょに

南下してきている見知らぬもの同士の集団のことです。

ぼくらを客だと思ったのでしょう、

ひとり8千円という声がかかります。

宴会のコンパニオンみたいな女性を派遣する

ということなのか……。

当然ぼくらは宴会してる場合じゃないので、

そのまま歩き続けます。

 

この夢がどこで終わったかはまったく覚えてません。

 

川原慶賀_箱根の山椒魚とりの図_4256x3149

川原 慶賀
かわはらけいが


江戸後期の長崎の洋風画家。

石崎融思に師事したのち、出島のオランダ商館に出入りを許され、

出島出入絵師として活動。

浮世桧と異国の風俗をミックスさせた独自の画風で

長崎や出島での人々の生活を描いた。

また、シーボルトの絵師として様々な絵図を制作した。