という夢を見たんです。
なかせさんと自転車の二人乗りで、
(どっちが運転してたか覚えてません)
うっかり八瀬まで行ってしまって、
川沿いの道を下って帰ろうとするんです。
途中で何度かはぐれるんですけど、
このままではご主人に申し訳ないと、
懸命に捜して見つけ出したり、
狭い道を歩いていたら、
前方にフェンスが立ちはだかって
引き返すしかないとなったときに、
親切な住民が自宅の敷地を抜けるよう導いてくれたり。
これは明日の日記に書かなきゃ、
タイトルは「うめなかの大冒険」にしようと、
夢の中で考えています。
いちばん印象的だったのは川の中を行く船です。
古い温泉旅館の迷路のような廊下や階段を抜けると、
川に接する船着き場のようになっていました。
川は、鴨川の納涼床の下を流れる人工水路、
「みそそぎ川」くらいの幅(2.5メートル?)で、
水深は3メートル以上ありそうです。
その中を木造の舟が流れていくのです。
水の中なのにくっきりはっきり見えます。
舟上に5~6人の女性たちが乗っています。
(中には黒人女性もいました)
水の中でも不自由なく呼吸ができるようです。
ぼくらが不思議そうに見ていると、
舟が浮上してきて、温泉宿の船着き場に乗り上げました。
ぼくらというのは八瀬からずっといっしょに
南下してきている見知らぬもの同士の集団のことです。
ぼくらを客だと思ったのでしょう、
ひとり8千円という声がかかります。
宴会のコンパニオンみたいな女性を派遣する
ということなのか……。
当然ぼくらは宴会してる場合じゃないので、
そのまま歩き続けます。
この夢がどこで終わったかはまったく覚えてません。
川原慶賀_箱根の山椒魚とりの図_4256x3149
川原 慶賀
かわはらけいが
江戸後期の長崎の洋風画家。
石崎融思に師事したのち、出島のオランダ商館に出入りを許され、
出島出入絵師として活動。
浮世桧と異国の風俗をミックスさせた独自の画風で
長崎や出島での人々の生活を描いた。
また、シーボルトの絵師として様々な絵図を制作した。