うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

南座をながめて

先日、滋賀県で友人の「喜寿をうたう」コンサートが

ありました。

「古希をうたう」から7年、声もよくでていて

素晴らしいコンサートでした。

 

帰り道、7年ぶりに会う友達もあって、ビアガーデンにでも

行きましょうって話になりました。

浜大津から三条京阪まで京津線で、向かいます。

車幅の狭い京津電車は一山越えるために大きくちゃ重くて

走らないので幅がせまいんですって。

家の軒すれすれに走っていく久方ぶりの京津、遠足気分でした。

三条京阪で乗り換え、四条京阪、南座の前に地下から上がってきました。

 

すぐそこのレストラン菊水のビアガーデンはまだ5時だというのに

予約で満席

加藤登紀子で有名なキエフのビアガーデン、空いているのは空いてましたが

西日がガンガンでこれはちょっと無理と判断しました。

 

そや、「東華菜館」へ行きましょう。

古き良き伝統 京都の東華菜館 (tohkasaikan.com)

四条通を南へわたり、四条大橋を渡ると、そこは「東華菜館」

鴨川に床がしつらえてあります。

 

入ると何人もスタッフが働いてはってね。あの有名なエレベーターに乗るべしと

思ってたけど。「床、空いてます」と

友人がたずねるとすぐに案内してくれはりました。

 

いや~。床なんてぜたくな、ええにゃろか?

七年ぶりやし、ええんちゃう?

とか

高いんちゃう?

とかドキドキ。

 

メニューを開く前に目に入ってきたのは南座

「東華菜館」の床は建物の影で西日が遮られ涼しい涼しい。

これぞ床!

南座が西日を浴びてきれいでしょ。

床の予約席には、浴衣をお召しの歌舞伎関係の人らしき方も

座ってはって、京都らしい。今、南座では歌舞伎がかかってるんです。

 

こわごわ開いたメニュー。世間知らずで中華のお値段なんか皆目

わからないし、値段のやすいものから順に選んで

まずは中ジョッキで乾杯です。

これは海老と胡瓜の甘酢あんかけ、さっぱり味。

後は何品かたのんだんですが、美味しくて嬉しくて、写真を撮るのを

すっかり忘れていました。

 

楽しい時はアッと言う間。

もう一杯ビールをおかわりして、

 

 

覚悟を決めたお支払い。思ったほどでなく、これならまたこれるね。と

京都の夏の最後を満喫して、再会を約束しました。