アマゾンプライムで「ブレット・トレイン」って映画を見ました。
訳すと「弾丸特急」。
伊坂幸太郎の小説をデビッド・リーチ監督が、
ブラッド・ピット主演で映画化したクライムアクション。
こういう作風は苦手なんですけど最後まで見ました。
なにせ映画の舞台は日本で主演はブラッド・ピットですもんね。
新幹線ひかりならぬ「ゆかり」の車内でほぼすべてが進行します。
ありえないストーリー、ありえない新幹線、ありえない京都。
東海道線なのに日本人客がほとんど乗ってません。
超過密ダイヤで走る新幹線とは違って、
前後に走ってる列車はありません。
駅のホームに人気(ひとけ)がありません。
列車のトイレがなぜか水洗で、温水洗浄便座です。
乗務員もほとんどいなくて日本人俳優はふたりかな。
日本ロケとかせず、日本って、日本人ってこんな感じかな
とかいいながら創作したみたいに思えます。
リアルからはかなり遠い映画。
笑いながら見ればいいんでしょう。
米原駅がハリウッド映画に登場したのは初めてではないでしょうか。
作中では「時には母のない子のように」「上を向いて歩こう」
など日本人の歌が流れます。
それで気になったのが「500マイル」。
きれいな英語の歌声ですが、
ハリウッド映画から聴こえてくると「ん?」ってなります。
英語の発音は上手ですけど、なんか違う。
どこか日本人ぽい日本英語。
調べてみたら、演奏はSong For Memories。
1960~70年代の内外の名曲をカバーしていた
そういえばテレビで見たことあります。
美しいアコースティックギターとハーモニー。
フォーク好きには最強のユニットですよね。
オフコース、赤い鳥、ふきのとうの3人ってことで。
CDを買っておけばよかったです。
この「ロビンソン」も見事ですね。
日本の歌じゃないけど、「ステイン・アライブ」も流れていて、
これもオリジナルじゃない気がしました。
だれのカバーなのかなあ。