18世紀はオペラの時代、19世紀がバレエの時代とすれば、
やはり20世紀は映画の時代でしょう
と語っているそうです。
で、これは別の人の言ですが、
「映画音楽の名作」は20世紀にほぼ出尽くしている
とのことです。
それは言い過ぎかもしれないけど、わかる気がします。
昔は歌じゃなくインストゥルメンタルの映画音楽がヒットしたんですよね。
姉や兄は映画音楽のレコードを買っていました。
それで「サウンドトラック」という言葉も初めて知りました。
……などなど、音楽を聴けば映画の場面がよみがえります。
作曲家の名前も映画音楽で知りました。
エンニオ・モリコーネ、ニーノ・ロータ、バート・バカラック……
いい映画といい音楽はセットなんですね。
てなわけで、どちらかというと、
1970年代より前の映画音楽がぼくには印象的でしたが、
当たり前ですけど、それ以降もけっこうあります。
1枚のCDでお気に入りが3曲あれば、
ぼくのなかでは優秀な部類なんですけど、
このあいだレンタルしたこのアルバムは最優秀かも。
ル・シネマ~ザ・モスト・リラクシング
~フィール・プレゼンツ
ぼくのお気に入りは21曲中12曲もあるので、
けっこう好みのアルバムだったといえます。
78年から2002年までに公開された名作映画のテーマ曲を集めたコンピ。
モリコーネ、坂本龍一ほか巨匠たちのスコアをまとめて楽しめる。
入手困難なオリジナル・サントラ音源も多数収録。
なぜかジョン・ウィリアムズは入ってません。
ぼくがSDカードに保存した曲は次のとおり。
1 ライフ・イズ・ビューティフル 『ライフ・イズ・ビューティフル』
2 ニュー・シネマ・パラダイス ~ 過去と現在 『ニュー・シネマ・パラダイス』
3 犠牲者 『ピアノ・レッスン』
4 カヴァテーナ (『ディア・ハンター』 メイン・テーマ) 『ディア・ハンター』
5 メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス-テーマ-(ライヴ)『戦場のメリークリスマス』
14 アメリのワルツ 『アメリ』
15 マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン 『タイタニック』
16 マレーナ 『マレーナ』
17 ラストエンペラー -テーマ- 『ラストエンペラー』
19 リリー・マルレーン 『真実のマレーネ・ディートリッヒ』
20 ボレロ (抜粋) 『愛と哀しみのボレロ』
21 スコットランド幻想曲作品46第3楽章より(抜粋)『北京ヴァイオリン』 /
ほとんどの映画を観てますが、音楽しか知らない曲もあります。
「ディア・ハンター」の音楽って?
と思い出せなくても、
聴いたらすぐ、ああ、これかとわかります。
いや~、映画音楽っていいもんですね。