新型コロナ第三波ということで感染が拡大しています。
冬が近づき、気温が下がり、乾燥してくることが、
感染にそれほど影響しているのでしょうか。
冬にライブを予定されている方もおられるでしょう。
主宰者の方々は予定通り開催すべきかどうか、
頭を悩ませておられたりするのでしょうね。
飲食店、ライブハウスの方々も第一波以上に
厳しいことにならなければいいのですが。
さて、冬の歌というと「冬の夜」という唱歌があります。
これ、ぼくは好きでもなんでもないですけど、
(なかせさんは好きそう)
團伊玖磨がこんなことを書いています。
”燈火(ともしび)ちかく衣(きぬ)縫う母は”
で始まる「冬の夜」は、比較的人気のあった唱歌で、
囲炉裏火を囲んで、子どもたちが父と母の話に耳を傾けて
”喜び勇み”こぷしを握る”農家の冬の夜の団欒が歌詞になっている。
メロディーは、はじめの二行ずつが五声音階風の同じもののくり返し、
そのあとに”囲炉裏火はとろとろ”以下の二行がとつぜん、
七声音階むきだしの姿で続く。
”とろとろ”のところが特徴的で、作曲をした人は
ここで大いに凝ったつもりなのだろうと思うが、
これがかえって野暮に聞こえる。
粋でない人が粋をよそおうと粋にならない例なのであろう。
とまあ、さんざんな書きっぷりですね。
なるほど、そういわれればという気がしてきます。
團伊玖磨って人はなぜか冬の歌に嫌いなものが多いようです。
ほかの歌も紹介したいけど、長くなるのでまた別の機会に。