うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

残念な麒麟

毎回、新しい大河ドラマが始まると、

期待して見てしまいます。

麒麟がくる

皆さん、見たはります?

2回目、帰蝶が出てくる場面、

これ、沢尻エリカで見たかったと思うのは、

ぼくだけでしょうか。

ほんとに残念なことでした。

あの美しい顔で、気の強そうな帰蝶に、

「別に」って言わせてほしかったなあ。

www.nhk.or.jp

 

もうひとつ残念だったのはオープニングで流れるテーマ曲です。 

なんか、既視感(既聴感)があるというか、新味に欠ける気がします。

メロディーがちょっと「ロッキー」のテーマにも似てるし、

拍子木みたいなのが鳴るところは芥川也寸志の「赤穂浪士」のようでもあり。

 

作曲者には「ジョン・グラム」というガイジンさんの名前が!

だ、だれや、これ?

調べると、 

映画『フルコンタクト』で作曲家デビューして、

ワーナー・ブラザーズの専属オーケストレーターとして、

多岐に亘るハリウッド映画音楽の編曲と

オーケストレーションを担当してきた。

後に、日本のゲーム・アニメサウンド、映画・ドラマ

などの音楽を担当するようになる。

 

へー、知らんかったなあ。 

ジョン・グラムは映画の予告編音楽を多数手がけており、

その中には「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(2008年8月公開)、

ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(2009年2月公開)、

ナイト ミュージアム2」(2009年8月公開)など、

日本でヒットした作品も見られます。

中でも一番の大作は、2009年12月に公開された

ジェームズ・キャメロン監督作品「アバター」でしょう。

  

 予告編音楽ってのがあるんですか。

あれは本編の音楽をベースにアレンジしただけかと思ってました。

予告編用の音楽は、映画本編とは全く関係のないところで制作されたり、

あるいは既存曲が使用されることが多く

(中には過去のほかの映画の音楽を拝借したり、というパターンも)、

そのためにサウンドトラック盤に収録されることはおろか

本編で使われていないのであれば

エンドロールにクレジットされることすら有りません。

cinema.ne.jp

ではなぜそういったことが起きるのかと言えば、

答えの一つに予告編制作時に本編音楽自体が完成していなかったり、

主題歌や挿入歌アーティストを公開直前まで伏せていることが多い、

ということがあります。

 

なるほどの話でしたね。

 

ともかく今後の麒麟に期待したいと思います。

本麒麟、ええ宣伝になったなあ。

今回が「麒麟がくる」なら、次は「アサヒが昇る」かなあ。