うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

これでいいんですかいいんですゴジラ -1.0

この年の瀬の気ぜわしいときに映画やなんて、

ヒンシュクもんですねえ。

でも、昨日イオンシネマに行ってきました。

ゴジラ -1.0

1時15分上映開始で1時に入ったら先客ゼロ。

ええええ! 人気ないなあ、と思ってたら、

少しずつ増えて上映時にはキャパの半分弱くらいになったかなあ。

女性比率は3割くらいでしょうか。

www.youtube.com

 

久しぶりの映画館、久しぶりのゴジラ映画。

映画館でゴジラ映画を見るのは初めてです。

ゴジラ -1.0」――ゴジラ・マイナスワンと読みます。

 

敗戦直後の武装解除された日本を

ゴジラが襲うという設定がまず秀逸ですね。

シンガポールで処分される予定だった

帝国海軍の重巡洋艦「高雄」とか、

実戦で使われなかった四式中戦車とか、

局地戦闘機震電」が登場するのもマニアにはワクワクもの。

自衛隊の前身、警察予備隊の発足前で、

民間主導でゴジラ退治をするという筋書きも面白いです。

ソ連に配慮して米軍が動かないというのは

リアリティがあるのかしら。

マッカーサーが晴れの舞台を見過ごすかしら。

 

ゴジラ退治の戦術は、

いままでになかった視点で感心しました。

ちょっとご都合主義的な筋の運びには、

これでいいんですかと文句をつけたくなりますが、

これでいいんでしょう、ゴジラ映画だから。

 

主人公、神木隆之介に寄り添う女性、

浜辺美波はちょっと苦手。

駆逐艦雪風」の元艦長、田中美央って役者さんは

いかにもこの時代の軍人さんって感じで存在感がありました。

主人公に代表される、

多くの仲間の死のあと生き延びてしまった元兵士

の心理描写としてはどうだったのか、

もう少し掘り下げてほしいというか、

でもエンタテインメントだしなあ。

 

やっぱり映画館は音響が違います。

大迫力の音がお腹に響きます。

ゴジラの咆哮とともに発射される

熱線のズドンという音がすごい。

伊福部昭ゴジラのテーマ曲とともに作戦が始まると、

背筋がゾクゾクするくらい高揚感が湧いてきます。

 

VFXというんですか、視覚効果が見事です。

一部、艦上にいる水兵が映るシーンは

アップばかりで引きがなくて、

そのへんは予算がなかったのかしら。

タイタニック」と比べると物足りなかったです。

 

戦いがすんで、海に沈んでいくゴジラに対し、

直立して敬礼する艦上の人々。

大災厄の権現ともいうべき存在に向けた

畏敬に似た日本人の思いを、

海外の人はどのように見るのでしょうか。

 

エンドロールが始まっても席を立つ人はいなくて、

最後の最後にモノクロ版の予告編がありました。

 

ちょっと前にテレビ放映された「シン・ゴジラ」と

どっちがいいかと訊かれたら、

うーーーん、ええ勝負!

まったく方向性が違っていて、どっちも好きです。

 

ついでに25日にうめなかが出演する

サテライトスタジオの写真を撮ってきました。

イオンモール京都桂川3階、

イオンシネマのエントランスの前にあるんです。

晴れがましいやおまへんか。

 

当日、パソコンで聴いてくださる方はここへどうぞ。

夕方の5時スタートです。

fm-otokuni.com

 

まず左端のオレンジ色の枠、

「インターネットで放送を聴く」

をクリックしてください。

 

次に下の画面が出てきますので、

右端のCHANNELのところで、

「近畿」のなかにある「FMおとくに」を

クリックしてください。

うちのパソコンではこれだけでは音が出ませんでした。

その場合、ほかの局(たとえば上の「京都三条ラジオカフェ」)を

一旦クリックして、音を出してから再度、

「FMおとくに」をクリックすると音が出ます。

やれやれ、です。