京都の町は条坊制といって、
碁盤の目のように通りが交差してることは、
どなたもご存じかと思います。
写真は文章と無関係です
なので住所や建物のロケーションなんかを言うときに、
南北は東西の通りより上(北)か下(南)か、
上ル下ル(アガルサガル)
で、東西は南北の通りより東か西か、
東入ル西入ル(ひがしイルにしイル)
で表現します。
これはあくまで通りが直角に交差してることが前提なんですね。
写真は文章と無関係です
こないだ、とある住所を見ると、
五条寺町西入ル
とありました。
ところが、どこにもそのビルが見つかりません。
スマホの地図を見ても西へ行けば離れていくばかり。
あとでわかったんですけど、
並行して通ってるんですけど、
少し南の高辻通りあたりから斜めに南下して、
河原町五条あたりでは完全に
河原町通りの東に来てるんですね。
それで五条より南になると、
寺町西入ル
は河原町の東になってたんです。
写真は文章と無関係です
いや~、何十年も京都に住んでて初めて知りました。
今日の日記、わかってくれる人、いるやろか。