トロンボーンはバルブがあるわけではないので、
あの伸びたり縮めたりする管でピッチを合わせていく
のです。
管には印はなく、トロンボーン奏者が大体ここだと目印を
決めて演奏します。
あのU字管、ポソッと抜けるんです。
粗忽者の私が持ったら、いつも落としてばかりやなあって
つまらんことを思います。
登場場面がすくなく目立たないトロンボーンの
華のある所をチョイスして聴かせてくださいました。
モーツアルトのレクイエム
https://www.youtube.com/watch?v=MQFOiTzKPI0
ベートーベン
交響曲5番、4楽章
ベートーベンは、ホルンでも初めて常識を破る使い方をしたと習いましたが、この交響曲でも教会音楽にしか使用しないトロンボーンを非難ごうごうの中使ったそうです。
クラシック界では、ほんとうに、革新的なことをやってのけた作曲家だったんですね。
https://www.youtube.com/watch?v=_isfdPWwqw8
3分あたりからでてきますね。
ご存知ボレロ
https://www.youtube.com/watch?v=ODeNHRtVNO4
9分あたり、これはトロンボーン泣かせの一曲で、こんな高音から
出るのはほんとに難しいんですって。
オーケストラの中でトロンボーンの出番は少ないですが、
お給料は一緒です。と笑いながらお話しなさってました。
つづく