今朝は時間がないので、
こないだの続きじゃないような、
ちょっと関係あるような、
こんな話を。
読書感想で取り上げた
「戦乱と民衆」の中の座談会です。
倉本一宏：日本古代史が専門
倉本 このあいだ、千本釈迦堂に行ったんです。
梵字を書き込んだ大根を切り分け、
加持祈祷をしてから炊き込む「大根焚き」という行事が目的でした。
すると、寺では「釈迦堂は京都最古の建物です」
という放送をくりかえし流しているんです。
まあ、これくらいにしておきましょう。
なんでこんな話になったかというと、
井上先生の前振りがあったんです。
井上 章一：建築史家、風俗史研究者
井上 私は京都における空襲だったかな、
そんなテーマで報告のなされた研究会に出たことがあります。
私はその会合で、伏見も宇治も空襲を受けて大変だったんですよ、
という話をしたんです。
そのとき、たった一人だけですが、
「伏見は京都じゃありません」と言い放った人がいたんです。
この話題のときにですよ！
よりによって、空襲を受けてみんな大変だった
という話をしているのに、それでも譲れないのかと（笑）。
磯田 歩み寄りはしないんですね。
井上 そうです。まあ、お一人だけでしたけどね。
そういえば、ぼくも下京は京都じゃないと思いつつ
育った気がします。
実は「京都空襲のうた」をつくったとき、
あちこち調べて「五たびの爆撃で」としたんですが、
その中に伏見は入ってないんです。
伏見に空襲があったのか調べなくては……。
ようやく黒霧島がなくなりました。
なかせさんに勧めてもらったけど、
ぼくの口には合わなくて、
いろいろ工夫して、息子が置いていった
ＰＩＣＯＮ
というオレンジリキュールと合わせて
炭酸水で割って飲みました。
黒霧島はグラスの底に５ミリほど、
ＰＩＣＯＮはもっと少な目、
炭酸水はドボドボッ！
芋焼酎がすっきり柑橘系に変身しました。
