連日の大谷フィーバーを見ていると、
ちょっと怖くなってきます。
これだけ多くの人に愛されてる青年になにかあったら、
落胆と嘆きはどれほど大きいだろうかと
つい想像してしまうのです。
と日記の下書きファイルに書いていたのですが、
昨日はびっくりするニュースが飛び込んできました。
大谷翔平の心中はいかばかりか。
そして一昨日、雪が積もり、庭の椿が花をつけた日に、
なかせさんから電話がありました。
ベーシストの稲本さんがお亡くなりになったと。
PPMダッシュセカンドやおつるさんのバンドなど、
いろんなところで必要とされ、活躍されていました。
ベースを弾きながらうたえる方だったので、
引く手あまただったことでしょう。
2018年亀楽のお座敷ライブで
ぼく自身はほとんどお話しすることはなかったですが、
(下の名前も存じ上げていません)
新しいことがやってみたくて、
うめなかにベースを入れてもらえないかと
打診したことがありました。
うめなかさんはもう出来上がってて、
ぼくが入る隙間はないです
みたいな言い方で、やんわりとお断りになりました。
あちこちから引っ張りだこで、
お忙しかったのだと思います。
とてもやさしいお人柄とお見受けしていました。
お年も存じ上げないのですけれど、
ほぼ同年代ですね。
この年になってくると、
順番が早いか遅いかだけと悟ったふうなことを言い、
覚悟はできているつもりでも、
亡くなったと聞くとやっぱりショックだし、
置き去りにされたようなさびしさが沁みてきます。
そして、次はどんな曲をやろうか言い合っている
ぼくらのいまが奇跡のように思えます。
ご冥福をお祈りいたします。