先日の高齢者大学の講義「ハープ」だったんです。
大きなハープが二台と小さなハープが並べられて
ステージが無いのでその周りにはバラの花でかざられてたんですよ。
夢々しい雰囲気。
「ファルファーレ」て蝶々の意味なんですって。
二台のハープを並べて弾くと写真のように蝶々みたいに
見えるんで名前になさったそうです。
ご姉妹で演奏なさるんですが、まず妹の京響のハープ奏者の「松村衣里」先生から
ハープの歴史についてお話がありました。
ふむふむとメモも取らずにきいてるなかせですが、ワーグナーが自分の曲のために
新しいハープを制作したって事だけは覚えて帰ってきました。
古い楽器なんですって、エジプトではハープだけのオーケストラが
あったんですって。
さて演奏ですが、ほんとにお品のいいご姉妹でいとも簡単そうに
弾かれましたが、その実、ペダルの踏みかえが難しく体力のいる
楽器でもあるっておっしゃっていました。
はたから見ると重そうですが、重さは全部床にかかって重くないんですって。
そりゃそうですわね、そんなに重くちゃ弾けませんもんね。
皆が聴きたい下世話な質問もあって「お値段はいかほど」
バイオリンみたいに何億もするものはなくて、年々、値段が下がる楽器と
お話してくださいました。改良されて弾きやすいものがでてくるそうです。
京響のハープは800万円ぐらい。
さて、アンコール
講義が終了して、セットリストになかったアンコールの曲名を聞かれる人がいて、
知ったかのなかせ「ジュ・トゥ・ブ」と教えてあげました。
こどもの頃、連弾で弾いたんです。
一緒に行ってる友人が「サティーのね」と追加してくれました
「I want you」の意味だってことも教えてくれました。
なかせは、おまじないの言葉のように覚えてたんです。
「ジュ・トゥ・ブ」て何かいい感じでしょう。
友人に
「意味も分からずに言葉がでてくるのが凄い!」と感心されてしまいました。
ほんまに考えなしは、感覚のまる覚えやんね。
この曲を知らなかった人もこの美しい調べは「ジュ・トゥ・ブ」と
覚えて下さいね。
「ジュ・トゥ・ブ」の響きが曲にあってるでしょ。