うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

ジュ・トゥ・ブ

先日の高齢者大学の講義「ハープ」だったんです。

 

大きなハープが二台と小さなハープが並べられて

ステージが無いのでその周りにはバラの花でかざられてたんですよ。

夢々しい雰囲気。

「ファルファーレ」て蝶々の意味なんですって。

二台のハープを並べて弾くと写真のように蝶々みたいに

見えるんで名前になさったそうです。

 

ご姉妹で演奏なさるんですが、まず妹の京響のハープ奏者の「松村衣里」先生から

ハープの歴史についてお話がありました。

ふむふむとメモも取らずにきいてるなかせですが、ワーグナーが自分の曲のために

新しいハープを制作したって事だけは覚えて帰ってきました。

古い楽器なんですって、エジプトではハープだけのオーケストラが

あったんですって。

 

さて演奏ですが、ほんとにお品のいいご姉妹でいとも簡単そうに

弾かれましたが、その実、ペダルの踏みかえが難しく体力のいる

楽器でもあるっておっしゃっていました。

はたから見ると重そうですが、重さは全部床にかかって重くないんですって。

そりゃそうですわね、そんなに重くちゃ弾けませんもんね。

 

皆が聴きたい下世話な質問もあって「お値段はいかほど」

 

バイオリンみたいに何億もするものはなくて、年々、値段が下がる楽器と

お話してくださいました。改良されて弾きやすいものがでてくるそうです。

 

京響のハープは800万円ぐらい。

 

さて、アンコール


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講義が終了して、セットリストになかったアンコールの曲名を聞かれる人がいて、

知ったかのなかせ「ジュ・トゥ・ブ」と教えてあげました。

 

こどもの頃、連弾で弾いたんです。

一緒に行ってる友人が「サティーのね」と追加してくれました

「I want you」の意味だってことも教えてくれました。

 

なかせは、おまじないの言葉のように覚えてたんです。

「ジュ・トゥ・ブ」て何かいい感じでしょう。

友人に

「意味も分からずに言葉がでてくるのが凄い!」と感心されてしまいました。

 

ほんまに考えなしは、感覚のまる覚えやんね。

 

この曲を知らなかった人もこの美しい調べは「ジュ・トゥ・ブ」と

覚えて下さいね。

「ジュ・トゥ・ブ」の響きが曲にあってるでしょ。