先週の土曜日、なかせさんとモダンタイムスに行った帰り、
とある楽器屋さんに寄りました。
ギターを試奏するのは久しぶりです。
スツールの前のギタースタンドにあったガットギターを
なんの先入観もなく手に取りました。
Taylor ( テイラー ) Academy A12-N
なんちゅうええ音で鳴るんでしょう。
低音から高音までクリアな音がします。
ピックアップを内蔵していて、
ボディもやや小振りで抱えやすい点も気に入りました。
右腕のわきの下にあたるボディ上部が、
アールをつけて削られてるのもいい感じ。
値段は9万円ほどでしたか。
たしかに素材はベニヤ感がありますが、
いいギターだと思いました。
そうしていると店員さんが来て勧めてくれるので、
どうしても試してみたかったマーチンの、
000-28
を弾かせてもらいました。
あ、腕時計だけ外してください
と注意されて。
う~~~~~ん、なんか低音弦がくもってる感じが…………
店員さん、ぼくが気に入ってない様子なので、
このあとショーケースにあったマーチンを次々出してくれます。
D-35
D-28
000-42
はああああ、どれも感動までいきません。
憧れのマーチンなのに残念なことです。
お値段は20万台から60万台まで。
あの段ボール箱で届いたメキシコ産の格安マーチンですら、
もう少し感動はあった気がします。
マーチンらしい音(?)がしてました。
試奏した4本のなかではD-28がいちばん良かったです。
こうして弾いてみると値段と音が比例している気はしません。
ただ、
欲しい!
というところまではいきません。
じゃあ、これは?
と店員さんが持ってきてくれたのが、
Taylor / 114e SB Walnut Satin Sunburst
いや、これ、見た目は好みじゃないけど、
実にいいです。
やはり鳴りがいい。
ボディが小ぶりで弾きやすく、お値段は9万円台。
こうやって実際に試してみると、
ぼくはテイラー好みなのかも。
うめはらていら彦
に改名しようかしら。
といっても、
それじゃ、これください!
と即決しないところが、ぼくのめんどくさいところです。
なにせ、いままで試し弾きをしてギターを買う経験が少なくて。
それほど、いいギターに巡り合うのは難しいのですねえ。