うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

スウィングしない者

この歌はスウィングする感じで

ってときどき練習でなかせさんに言うんです。

ルイ・アームストロングは、スウィングとは何かを問われ、

「それは我々黒人の間では”シンコペーション”のことだった。

当初ラグタイムと呼ばれ、次にブルース、

その次にはジャズと呼ばれ、今はスウィングと呼ばれている」

と笑い飛ばした。

ウィキペディアにありましたけど、

そんな難しいことを考えてません。

単にリズムを感じてうたってほしいというだけ。

 

歌とか演奏でなにが大事かっていうと、

リズムがいちばんだと思っています。

歌詞を間違えたり、音程が外れたりってのも致命的ですけど、

リズムが合ってなかったら気持ち悪いことこの上ないです。

音楽はまずリズムが根本にあって、

それで初めて同じ波に乗れるってことで。

お客さんの手拍子もリズムが合っていてこそです。

 

ギターを弾くときもいかに原曲のリズムを再現できるか

ってとこに重きを置いています。

ストロークの場合、ギターの弦が鳴っている部分と

ミュートされている部分の組み合わせで、

リズムは表現されています。

そこを感じとってスウィングしてほしい。

なんてえらそうなことを言ってたりしますが、

できる人とできない人がいるんです。

 

すべての人間は二種類に分けられる

スウィングする者とスウィングしない者だ

というのは映画「スウィングガールズ」の中のセリフ。

田舎の落ちこぼれ女子高校生がビッグバンドを組んで、

ジャズを演奏する青春映画でした。

www.youtube.com

 

驚いたのが、役者さんが本当に楽器を演奏しているという話。

矢口監督は、「普通は演奏は吹替えだが、

それではジャズのスウィングの楽しさが伝わらないと思った」と、

役者自身の演奏にこだわった。

ということらしいです。

役者たちが自分で演奏してるからこそ、

演奏場面がリアルに感動できるんですよねえ。

 

公開当時は、映画の宣伝の為 『情報バラエティーとくダネ!』 に

出演した出演陣が生演奏を披露して 小倉 智昭 を唸らせました。

なんて話もありました。

2004年公開の映画なんですね。

上野樹里のかいらしいこと。

実際の演奏技術は全然って評価もありますが、

おくりびと」のもっくんのチェロよりうんといいです。

 

ところで、今日は6月4日、ムシ、虫歯の日。

と思ってたら虫歯予防デーでした。

戦前の話なんですね、虫歯予防デー

戦前でも「デー」って言葉を使ってたんや。

と思ってたらそれが戦後、口腔衛生週間になって、

現在では6月4日から10日までを、

「歯と口の健康週間」というそうです。

スーパーのマツモトは蒸しパンの日でした。