うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

作詞作曲 布施明

 前にもこの日記で取り上げた

「好きな歌・嫌いな歌」

という團伊玖磨の本ですが、

ときどき日記のネタ探しで、ページをくっています。

そうすると、

 

28番目の季節がちょっとだけ移りかわろうとしている今

 

という歌に目がとまりました。

引用すると――

 

 先ず、この歌の題の長さに人は驚く。

だが、考えてみれば歌の題が短くなければならぬ

などという法律がある訳では無い。

唯、何と無く歌の題は短いものという習慣になっている訳で、

そんな理由らしい理由の無い習慣などを打ち破っている事で、

僕は最初に布施君に拍手を送りたい。

 

驚いたのは、

布施明くんの作詞・作曲、そして演奏で発表された

というところ。

布施明って、シンガーソングライターだということです。

知らなかったなあ。

 

布施明といえば豊かな声量の持ち主で、

謡曲からカンツォーネまで、なんでもこなせる実力派歌手。

そして世界的女優オリビア・ハッセーをお嫁さんにした、

日本男児としては一大快挙を成し遂げた人ですよね。

この結婚にはびっくりしたなあ。

お相手があのジュリエットですもん。

 

ふたりは「カネボウ化粧品」のCMでの共演をきっかけに交際を始め、

1980年に結婚したそうです(33歳で?)。

33番目の季節は大きく移りかわったわけです。

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で、オリビア・ハッセーのことはおいといて、

布施明は作詞作曲家でもあるという話。

調べてみると、こんなにあるそうです。

ファンの方がまとめておられます。

harumaki.blog.fc2.com

 

 アグネス・チャンジュディ・オングの歌もつくってたんですねえ。

そういえばヒットした「落葉が雪に」は布施明の作詞作曲でした。

これ、ちょっと小椋佳っぽいです。

1975年に「シクラメンのかほり」が大ヒットした1年後だからか。

 

ちなみになかせさん、「かほり」なんですよねえ。

かましいですねえ。

この歌より相当前に生まれてるんですけどねえ。

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で、

28番目の季節がちょっとだけ移りかわろうとしている今

團伊玖磨がべたほめしてます。

 

先ず旋律が各フレーズとも空に昇るように上行して始まるでは無いか。

ヒルな弱い者からこんな希望と体力に満ちた旋律は生まれる事は無いのである。

全部上がって始まる旋律。

これは珍しい。

元気があって、さばさばしていて、じめじめしなくて、その上クールだ。

そして、最後の二行。これがどきりと人を正気に引き戻す。

“見てくればかりの幸わせは
見てくればかりの平和の中に“

ここに至って、お面一本。

としより達は――判らないかな?――負けである。

 

こんなにほめてあると聴きたくなるのが人情ですが、

残念ながらネットで見つけることはできませんでした。

この歌のリンクを張れてればよかったんですけどねえ。

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作詞作曲家の布施明、コロナ禍でも元気で弾き語りを発信されてました。

ちなみにぼくが好きな布施明の歌は、

クニ河内作詞作曲「そっとおやすみ」でした。