うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

改詩改題

THE HIT MAKER -筒美京平の世界- 

というアルバムをカーオーディオで聴いていたら、

ズー・ニー・ヴーと表示されました。

ズー・ニー・ヴーといえば「白いサンゴ礁」です。

 

青い~海原 お浜~小浜~♪

とよくうたったものです。

 

でも表示されたのはそれじゃなくて

ひとりの悲しみ

という題名でした。

どんな曲だろうと思ったら、

流れた前奏が

また逢う日まで

と同じじゃないですか。

でも声はたしかにズー・ニー・ヴーです。

そして歌詞がちょっと違います。

だけど、

作詞:阿久悠

作曲:筒美京平

なんですね。

 

帰って調べたら、YouTubeに上がってました。

www.youtube.com

 

ウィキペディアズー・ニー・ヴー」の項によると、

4枚目のシングル「ひとりの悲しみ」は、改詩改題して

尾崎紀世彦が歌った「また逢う日まで」の元歌として有名。

(共に阿久悠作詞、筒美京平作曲)

アレンジも全く同じであるが、符割りが微妙に違う。

 

有名な話だったのですね。

ちっとも知らなかったです。

整理すると、

エアコンのCMとして筒美京平が作曲し

これに阿久悠が歌詞を書いて、

学生運動に挫折した人間の孤独をテーマにした歌ができて、

ズー・ニー・ヴーに提供され、

ひとりの悲しみ」としてリリースされたけどヒットしなかった。

これを尾崎紀世彦もうたいたいと希望したので、

阿久悠は、男女の別れにテーマに歌詞を書き直して

また逢う日まで」ができた。

ということで、ここがいちばん詳しいです。

news.1242.com

皆さん、先刻ご承知かもしれませんが、

ここにこうしてまとめさせていただきましたとさ。