またまた「サワコの朝」のこと。
さだまさしが出てたとき、
加山雄三の「君といつまでも」を例にとって、
なんでこんなにシャレて聴こえるんだろうと思ったら
鼻濁音です。
ぼく九州人なんでね、鼻濁音の文化がないんです。
と話していました。
♪上を向いて歩こう 涙んが~
♪ふたりを夕やみんが~
の「んが~」ですね。
鼻濁音については小学校の担任の先生が音楽教師だったので、
歌を教えるときは、いつもこの鼻濁音を強調してられました。
なかせさんもそういうことを言う傾向があるんですよね。
だけどぼくはふだんの会話で「が」と話しているのに、
うたうときだけ「んが」って発音するのが
ちょっと潔くない感じがするんですよね。
フォークは言文一致であるべき、なんちゃってね。
いまのロックバンドは鼻濁音なんて使いませんから、
どんどん「が~~~~!」になっちゃってるから、
コジャレた楽曲はこれからどんどんなくなるんでしょうね。
とさだまさしは語っていました。
さあ、みなさん、どない思いはります?