習慣でNHKの朝ドラを見ています。
同じく習慣で大河を見ていますが、
直虎の幼稚さについていけなくてとうとうリタイア。
(BSで再放送してる「風林火山」は見ごたえあります)
で、朝ドラ。
ぼくのなかでこれまでのベスト3でした。
いまやってる「ひよっこ」は毎回のエピソードは楽しいし、
ヒロインの有村架純はかわいいし、
上野駅とかオープンセットの見事さ、
時代考証、ナレーション、主題歌……と魅力満載なんだけれど、
ドラマとしての全体像がいまいち見えてきません。
登場人物はいい人ばかりだし。
あと、当時の日本人はハグもしなかった。
と文句ばっかり言ってるとなかせさんに怒られてしまいます。
こないだ気になったのは、
すずふり亭とあかね荘の真ん中の広場で、
ヤスハルが「この広い野原いっぱい」を弾き語りするシーン。
ヤスハルの歌唱はいまふうのグルーヴ感が入ってて、
当時の若者のうたい方ではありません。
調べてみたら、この役者(古館伊知郎の息子)さん、
ミュージシャンなんですね。だからかあ。
ちなみに早苗役(シシド・カフカって芸名!)も
ミュージシャンなんですねえ。
びっくりーー
それとヤスハルの弾いていたギター。
これ、マーチンD18? もしくはそのコピー?
それがわからないようにヘッドのブランド名が入るところが、
削られたみたいに隠されています。
NHKだからというのはわかるんですけど、
こういう不自然なことはやめてもらいたい。
ビールの銘柄なんかもリアルな現代ドラマで
架空のブランドが使われてると興覚めですよね。
偏りなく露出させるなら実際の商品を出してもいいと思います。
とにかくギターのヘッドを削るなんて小細工は
ギター好きには胸が痛みましたとさ。