NHKの連ドラ「エール」最終週になりましたね。
おそらくオリンピックマーチの流れる開会式を見る、主人公古山夫妻の姿で
終わるんやないかと想像しています。
コロナで、出演の役者さんも大変だったでしょう。
さて、ドラマで古山が手掛ける「船頭可愛や」が
流れたとき
知らんなあと思ったんです。懐メロに詳しいなかせが
知らんてねえ。そら知らん歌もようさんありますわね。
柴咲コウが好きなので、これを貼りますね。
この「船頭可愛や」は1935年発売。
戦後になって流れることも少なくなって聞かなかったんでしょう。
ところが、いつもライブに来てくださる友人夫婦、奥さんが台湾の方で
私と同い年。「船頭かわいや」が歌えるって歌ってくれはりました。
「父がよく歌ってたんですよ」って、子供の頃を振り返って、
この歌を聞くと、お父さんを思い出されるんでしょうね。
日本語はお父さんから教わったとか。
彼女はいつも、言うてくれるんです。
台湾は親日家が多くて、歓迎されますよ。
戦争が終わって、日本の歌が入ってくることも少なくなり、
お父さんは統治下の頃を懐かしむように歌われてたようです。
何やら不思議な気持ちになる「船頭可愛や」です。