今回の旅行の一番の目的は「雪の白川郷を見る」でした。
ありがたいことに雪が降り、合掌造りの屋根には雪が積もっていました。
下手な写真ですみませんねえ。
でもね。想像していた静けさのなかの佇まいとはだいぶ違ってました。
平日にもかかわらず白川郷は混んでいて、川を挟んで対岸に大きな駐車場が
あるんですが、村まで歩いて渡るつり橋は、渋滞が起こっていました。
メイン通りは京都の錦市場の風情、
飛騨牛コロッケ等々、食べ歩きもあるんです。
聞いてはいたけど、知ってはいたけど、
これほどチャイニーズが多いとは、認識不足を痛感しました。
ガイドさんによると観光客の９割がたが中国の方なんですって。
このままじゃ、京都みたいになってしまう。
その日の夜、テレビではＮＨＫ新日本風土記「白川村が放送されて
いて、偶然にちょっと驚きでした。
今に残る白川村が村民合意で観光で生きることを選択したことが
いきさつが語られていました。
今も受け継がれるお嫁入の行列、奥さんたちが腕を振るって
村人にご馳走を振る舞う「報恩講」の習わし。おまつり、季節の行事。
「これはだいぶ前やろ」と旦那が言うので
調べてみると２０１４年製作の再放送。
チャイニーズの姿は一人として映っていませんでした。
この放送から５年。観光村になったけど、村の人達が目指す村に
なったのかしら。
明日から中国のお正月「春節」です。どうしたもんかしら。
