うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

きのうきょうきょう!

昨日、京響ニューイヤーコンサート

行ってきました。

京響京都コンサートホールも初体験なんです。

写真では小さくて見えないけど、

比叡山は雪をかぶってました。

 

京都コンサートホール

エントランスホールはなだらかなスロープで、

大きく湾曲した壁には、

著名な指揮者、音楽家の写真が並んでて、

演奏会直前のワクワク気分を高めてくれます。

 

チケットはネットで買って、

スマホに表示させたQRコードを

読み取らせて入ります。

すっごいラクチン。

 

開演前にトイレにいっとこうと思いました。

いつものことで男子トイレは空いてます。

せっかく立派な芸術の殿堂なのに、

トイレはいまいちでした。

ドアが安っぽいし、なにもかも古い。

女子トイレには和式が半分近くあって、

そこは使う人がいないので、

よけい列が長くなるそうです。

温水洗浄便座じゃないのは我慢するとしても、

便座は冷たいし、座る位置も低い。

洗面台の水は自動じゃなくてカランを回すタイプ。

改善してほしいですね。

でもお金、なさそう。

 

ぼくの席は2階R2列7番8番。

大きなホールだと席を案内してくれる

係の人がいると思うんですけど、

ここにはそういう人がいなくて、

自分の席を見つけるまで大変でした。

でもこの席は大正解です。

座り心地や視界はロームシアター京都と大違い。

umeharanakase.hatenablog.com

 

隣の席の女性が話しかけてくださいました。

私ねえ、最近頭の後ろがハゲてきて

大勢の人に後ろから見られたくないの

だからここがいいの

ね、後ろに人が少ないでしょ

って、それ、ぼくに言わなくてもねえ。

 

でも常連さんらしくて、いろいろ教えてくれはるんです。

この2階席はステージを見下ろせて、

指揮者の表情もわかるでしょ、とか。

それじゃ1列目でもいいのでは? と訊くと、

目の前に手すりがあって、気になるんだそうです。

なるほど、1列目だと手すりが視界の邪魔をしそう。

 

真後ろからオーケストラを見下ろせる

バックステージ席は安いんだけど、

シート同士の間隔が狭いのと、

背もたれが低いので座り心地はよくないとか。

いろいろ教わって今後の参考になりました。

 

プログラムはこんな感じ。

ほぼほぼ知ってる曲ばかりなので、

ヒットメドレーを聴いてるみたいです。

 

ピアノの前に四角い箱が置いてあります。

まだ梱包を解いてない荷物かと思ってたら、

チェレスタという楽器なのですね。
「ヘドウィグのテーマ」 (
ハリー・ポッター

印象的なイントロで使われて、おお!  っと思いました。

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とくに楽しかったのが「プリンク・プレンク・プランク

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なかせさんウクレレで弾いたら楽しそう。

「シュッ」っていうところ、どうやって音を出してるのでしょ。

指揮者は自分の袖をさっとなでおろすんです。

楽器の胴体を手のひらでこする「シュッ」だけ?

口でも言ってない?

 

休憩の20分を挟んで2時間半はあっという間でした。

打楽器の人が近いので、大太鼓を鳴らして

すぐ音をミュートするところとか、

銅鑼は自分の背中を押しあてて消音するとか、

演奏が間近に見られてほんと楽しかったです。

アンコールも2曲。

 

ニューイヤーコンサートというだけあって、

楽団員の女性は華やかな衣装でした。

(写真が撮れなくて残念)

ヴァイオリン、ハープに和服の方、

コントラバスにはかまの方、

背中の開いた真っ赤なドレスの方もおられました。

ハリーポッターのコスプレっぽい方も。

そういうのを含めてとってもしあわせを感じるコンサートで、

毎年聴きたいと思いました。

(拍手が長くて手がつかれたけど)

 

ぼくの座ったB席は4000円でした。

真後ろの席は2000円なので、

来年はバックステージ席にしようかな。

そう思うと宝塚歌劇のシニア割引2500円は、

値打ちあったなあと改めて思いました。

 

帰る前に近くのロイヤルホストでサンデー。

来月から土日のJAF会員割引はなくなるそうです。