先日の「松任谷由実 コンサートツアー 深海の街」は
すばらしいコンサートでした。
とっても感動的でした。
でも、ぼくのシートは最低最悪でした。
3階L-2列
という場所は3階バルコニー席の2列目です。
ステージに向かって左側なんです。
まずこの位置からはステージの左3分の1が隠れて見えません。
見えないから左の席の人が体を乗り出すと、こちらはよけい見えません。
そしてシート形状がまた最悪なんです。
1列目はこんな感じ。
普通のシートに見えます。
そして前列のお客さんはふつうに座っておられました。
ところが2列目のシートは座面の奥行きが足りなくて、
この短さだと膝から上を支えてくれません。
おまけに背中のシートバックが直角に近くて、
後ろにもたれることができませんでした。
(背面は壁です)
最悪なのはシートの高さです。
ふつうに腰かけると足が床につきません。
バーカウンターのスツールのような高さです。
そりゃね、ぼくは短足ですけど、よほど背の高い人でないと、
ここに座って踵(かかと)は床につかないでしょう。
なので、座るというより、腰を浅めにシートに預けて、
ほぼ立った姿勢でいるしかないのです。
ただし、この姿勢を長く続けると腰に負担がかかります。
腰痛もちの人には拷問のような姿勢になるかと思います。
ぼくも連れも2時間ちょっとの間に腰が痛くなりました。
メインホールとして一定のキャパ(2000席弱)を確保するのに、
こうした立ち見専用席みたいなのが必要というのはわかります。
しかし、こんなに舞台が見にくくて、
ふつうに座ることのできない席が、
ほかの席と同じ料金というのは納得いきません。
あまりに理不尽です。
お客さんをバカにしています。
こんな最低最悪のシート、それもつい最近(5年前?)、
リニューアルオープンした、京都を代表するホールにあって、
それが堂々と一人前のシートでございと、
通常料金を取ってるのが不可解。
こんなの京都の恥です。
こんな最低最悪のシートでもコンサートは最高だったのですから、
ユーミン、どんだけええ仕事してるねんって思いましたよ。