ささやき女将じゃないけど、
歌の前後にささやきというか、つぶやきというか、
声ですらない「異音」が入っているレコードって、
けっこうあるんですね。
ファンの間では有名なようです。
元ネタのサイトがわからなくなったんですけど、
そこから引用させていただきました。
お許しあれ。
WOMAN/JOHN LENNON
この曲のイントロ部分で、ジョンがつぶやいています。
For the other half of the sky
訳すと「空のもう半分のために」。
「空のもう半分」とは女性=ウーマンという意味で、
毛沢東の言葉なんだそうです。
毛沢東って、そんなこと言う?
YOU’RE SO VAIN/CARLY SIMON
このアルバム、買いました。
カーリー・サイモンのおっぱいがねえ、気になったんです。
「YOU’RE SO VAIN」(邦題「うつろな愛」)という
この曲のイントロのベースの裏で、
カーリー・サイモンがつぶやいてます。
SON OF A GUN
「ったく、あいつは・・」みたいな意味ですって。
タイトルを直訳すると「あなたはとても空虚」――
つまり、からっぽ人間=ダメ男だと言い切ってるんです。
このダメ男がだれなのか?
長年の疑問の答えがカーリー・サイモンの自伝で明かされました。
俳優のウォーレン・ベイティなんですって。
(昔はウォーレン・ビューティーって言ってたなあ)
途中に出てくる男性のコーラスは、ミック・ジャガー。
彼とカーリーとは不倫関係にあったとか。
どうでもいいなあ。
ROCKET QUEEN/GUNS N’ROSES
80~90年代のアメリカン・ハードロックバンド、
ガンズ&ローゼズのファースト・アルバム収録のこの曲。
2分50秒過ぎあたりに女性のあえぎ声が入ってます。
この曲のミキシング中、本当に女性とエッチしている様子を
録音して曲の中に加えたんだとか!
その女性はメンバーのガールフレンドだったとか!
どこまで不謹慎やねん!
WALTZ FOR DEBBY/BILL EVANS TRIO
ジャズ・ビアノ・トリオの最高峰、
オリジナル・ビル・エヴァンス・トリオの名曲
「ワルツ・フォー・デビー」。
ああ、心が洗われます。
1961年6月25日の日曜日、
ニューヨークの著名なライブハウス、
ヴィレッジ・ヴァンガードでライヴ録音されたレコードですが、
お客さんはマナーがよろしくなくて、
話し声やグラスをガチャガチャする音がしたんですって。
そんなお客たちにむかついたビル・エヴァンスは、
「聴け!」とばかり、わざとすごく柔らかいタッチの、
まるでオルゴールのような音の演奏に終始したそうです。
結果、それがかえって後世に残る名演を生み出したんだとか!
以上、よく聴くと意外な事実が……というお話でした。
以下、よく見るとうめはらがポジフィルムに写ってます。