うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

心地よい練習が本番ライブでした

昨日は小さなライブ、

もしかしてうめなか史上最小規模のライブだったかも。

フォークソングを歌おう練習会

向日町の「まちテラス」で午後1時半開演でした。

主宰者の小川さんから、

練習が本番、本番が練習ということで、
気軽に楽しんでください

と挨拶があって始まります。

本来は6月の予定が、コロナで一度延期されていて、

今回も悩んだ末に、練習会ということで人数は最少に、

客席はバンドメンバーだけというライブになりました。

以下、ライブ報告です。


キャンディ山本さん

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ギターのピックアップからワイヤレスで

キャンディさんは、日本語詞のカントリーソングを、

100曲ほどレパートリーにおもちなんだそうです。
お名前の由来は40年ほど前のこと。

ライブハウスでお客さんに飴を配って握手をしていたことから、
キャンディさんと呼ばれるようになったそうです。
以来、カントリーソングに日本語詩をつけて、題して

エスタン歌謡

と呼んでいたとか。

 

演奏曲は――
キャンディ・キス
オールド・ブラック・ジョー
Miss The Mississippi And You 
サウス・オブ・ザボーダー
そいつを帰らせておくれ。
ミー・アンド・ボビー・マギー

ジョージ・モーガン、フォスター、ジミー・ロジャース、

クリス・クリストファーソンなどの王道カントリーソングを選曲されました。

のちろん「ウエスタン歌謡」スタイルで。

「オールド・ブラック・ジョー」がゲイの歌って、ほんまですか?

 

キャンディさんは数年前から老人施設でライブをされていて、

このところはコロナで中止が続いていたので、

久しぶりにうたえて楽しいとおっしゃってました。

それが昨日の参加者全員の感想でしょうねえ。 

 

うめはらなかせ

肩の痛みがぶり返したので、座って演奏させていただきました。

Tie a Yellow Ribbon Round the Ole Oak Tree(ドーン)
エキニニジ(クリさんオリジナル)
リモート(替え歌)
フォークならび(いろいろ)
ふれてへん(替え歌)
ありふれた今日の歌
ベーカリーロード(替え歌)

久しぶりに再会する方が多かったので、

あまり聴いてもらう機会のなかった新しい替え歌を中心に演奏しました。

 

原ファミリーバンドさん

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原さんご夫婦、お久しぶりでした。

奥様はメガネってかけてはりましたっけ?

 

Hard Times come again
悲惨な戦争
大丈夫(長野たかし)
テネシーワルツ(美空ひばりバージョン)
カントリーロードジブリバージョン)

 

いつもながら安定した演奏で、「大丈夫」という曲は

初めて聴かせていただきました。

久しぶりで声出してうとた~

っておっしゃってましたけど、ほんまによう声が出てました。

まさに「大丈夫」でしたね。

 

琉華さん

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「今日は大先輩ばっかりで心が折れそう」とか、

初心者みたいなことを言いつつ、堂々たる歌唱なんですよね。

例によって沖縄の歌尽くしで、ふたりの掛け合いが楽しいです。

1曲目のタイトルが聞き取れませんでした。

 

はかりふだ(???)

桃里節(八重山民謡)

エンドウの花

赤花

 悲しくてやりきれない(上間綾乃 /ウチナーグチ・バージョン)

 

琉華さんは同じ歌でもアレンジを変えていかはるんですね。

見習わなきゃ。

三線はチューニングが大変なんですけど、

狂わないように2万円かけて沖縄で直されたそうです。

ヤマハのギターはおニューですって。

アンプやエフェクター等の周辺機器を使わずに、

ギター本体だけで、ライブハウスで演奏しているような

響きを体感できるというのがウリ。

なのに電池切れで、聴かせてもらえませんでした。

 

最後の「悲しくて」のコードがとっても奇妙で新鮮でした。

YouTubeでオリジナルを聴いたら、ずばりコピーじゃなく、

スーさんのアレンジも入っていることがわかって面白いです。

もしかしてオリジナルはチューニングを半音下げてDで弾いてるの? 

いやいや1カポCで合ってるか、とかいろいろ考えてしまいました。

ちなみに沖縄の言葉に「悲しい」という表現はないのだそうです。

 

小川さん

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最後は主宰者の小川さんソロです。

JR向日町駅から至近の「まちテラスMUKO」ですが、

小川さんのお住まいはこの近所なんだそうです。

現在、イオンモールがある場所は、かつてはキリンビールがあったとか。

そういえば工場に併設されたビアレストランがありましたっけ。

子どもを連れてJR見物によく行ったもんです、

という思い出話をされました。

その子どもさんもいまでは40近くなって、

歳いったなあ

ってことです。

 

途中でオートハープに持ち替えて演奏されました。

(曲名、よくわかりません)

バック・ホーム・アゲイン

ヨーロレイ

赤い河の谷間

ランブリングボーイ

セプテンバーソング(ウィリー・ネルソン)

最後の2曲以外は府庁などで、

オールドタイムランブラーズでよく演奏されたんじゃないでしょうか。

小川さん、ミノさんの思い出話をされました。

大酒飲みで体にようないから「飲むな」というても、

ミノさんは聞かんからぼくは言わんかったって。

「俺は70になったらもうできん」ってミノさんは言うてはったそうです。

最後にサイゼリアで1本1000円ほどの安上がりのワイン、

ミノさんがひとりで一升ほど飲んで、帰りはふらふらやったとか、

しんみり話されました。

音楽は聴いていて心地がいいのがいちばん

その心地いい加減がミノさんとは一致して7年間続けられたんだとか。

ウクレレベースで楽しそうにうとたはったミノさんを思い出します。

 

 

コロナのせいで、ライブは久しぶり、思い切りうたえたわー、

と皆さん、おっしゃってました。

今日は聴いてて心地ええわあ

と小川さんも話してられました。

こんな機会を与えてくださった小川さんに感謝です。

出演者の皆さん、PAの世話人さん、ありがとうございました。