台湾では「ここに幸あり」がお年寄りに良く歌われるようで、
それを聞いたなかせは、懐かしいなあ、そう言えば子供の頃に
流れていたなあと思って、高齢の方の催事で歌わせて
貰っていました。
ご一緒にどうぞと言うと、皆さん気持ちよく歌ってくださってたんです
それで、ある催事の時のみんなで歌おうの歌詞に入れてもらうように
お願いしたんです。
ところが、「ちょっとこの歌はねえ。好まない方がいらして、
今の時代に合わないと言うか」
とやんわり、歌を変更してほしいとお依頼がありました。
今、使われなくなった言葉、使ったらいけない言葉があって、
その言葉は消えていきます。もちろん人を傷つける言葉を使うのは
もっての他ですが。
NHKでも、そんな言葉が流れるドラマは
何年に制作したドラマかが明示してあります。
歌は世につれ、世は歌につれ。
歌はその時代を映すものでもあると思うのです。
卑猥な歌、聞き捨てならない差別があれば、それはもう
歌わないでくださいと言われれば、さもありなんと思いますし、
もとより、選曲はしませんものね。
「ここに幸あり」が対象になるとは、思ってもみなかった
ので、びっくりと言うより拍子抜けのなかせでした。
気分を害されるのに、歌う必要はありませんよね。
懐かしいだろうと思う気持ちも、人それぞれなんですねえ。