うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

メンデルスゾーンをN響で

素晴らしかった!

 

友人が「N響、聞いたとたんに違うと思ったわ」

て言うてたんです。

一度聞いてみたいとNHKの大阪ホールで公演があったので

行ってきました。

演目にメジャーなメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲もあって魅力的でした。

ハーモニーに包まれるようで音が柔らかいんです

 

オーケストラのどの楽器も生きてるんですよね。

バイオリンのピアニッシモも管の息づかいも美しい。

一流ってこのことです。

 

若手、バイオリニストも若々しく力強い。

立ち姿も美しくって、演奏と相まってぐんぐん引き込まれていきます。

特に高音のピッチが完璧で揺るぎないんです。

 

そんな演奏だったけど、アンコールの挨拶で当人も語ったように

エキサイティングなことが起こったんです。

 

あの五嶋みどりの弦が切れて、コンサートマスターのバイオリンを

借りて弾いたのは有名な話ですが、

昨夜も同じことが起こったんです。

演奏の途中で奏者がコンサートマスターとバイオリンを交換したんです。

そのバイオリンをまた、隣の団員と交換し、

その団員が奏者のバイオリンの調整をして、最後に奏者と交換すると

言う神業がなされたんです。

 

何もなかったように、演奏は途切れなく続いていくのですが、

バイオリンによって音が違うのも分かって、ある意味二度楽しめた

コンサートになりました。

 

一緒にいった友人と素晴らしかった事を共有した嬉しさを

かみしめて帰ってきました。

 

メンデルスゾーンのコンチェルト貼っておきますね。

うめはらさん、聞いたらこの曲ねと思わはりますよ。


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バイオリンのアンコールは

「 ワルチング・マチルダ 」オーストラリア出身てことが頷ける一曲でした。