ライブでなにが盛り下がるかというと、
PAが不調なときですね。
マイクがハウったり、声が入らなかったり、
ギターの音が小さすぎたり大きすぎたり。
こないだのライブではうめなか自前のPAが不調で難儀しました。
もちろん事前にテストしてるんですよ。
だけどよく声が響く会場なので、
マイクを通して音が入ってるのか、
そうでないのかがとてもわかりにくくて、
お客さんがいない状態と満席の状態とでも違うから、
まあこんな感じかなと素人は判断してしまうんです。
ところが本番ではどうもおかしい。
クリさんがひとりで演奏されてるときは、
マイクが入ってる感じがするのに自分たちの演奏中はなんかおかしい。
異音もします。
で、ライブが終わってから、
それまであれこれ面倒見てくださってた原さんが
あ~~~~~
と声をあげはったんです。
インとアウトが逆
って。
うめなかのアンプ(ローランドACー60)には
マイク2本分の入力端子がないので、
安物の小さなアナログミキサーを使っています。
マイクからミキサー、ミキサーからアンプという順で
つないでるわけです。
下の写真がアナログミキサーMX-EZ4。
右下の「MIC/IN」ってとこにマイクのケーブルを入れて、
その上の端子にシールドの片方を入れて、
もう片方を下のアンプの背面にある「AUX IN」に入れます。
こちらは間違いないんです。
だけど、ミキサー側で痛恨のミス。
ミキサーからひっぱり出すべきは左の真ん中にある
「L/OUT」と「R/OUT」からだったんです。
そりゃそうですよね。
読んで字のごとくで。
よく見たら右上の穴は「LINE/IN」になってました。
ああ、バカバカバカ。
インとインをつなぐなんて、
オスとオスをくっつけるようなもんじゃないですか。
オスとメスの組み合わせが正しい!
ってのはLGBTQの社会じゃ禁句ですかね。
初めて使ったときは慎重に表示を見て差し込んでいたのに、
今回は3回目なので、直感的にやってしまったんですね。
ああ、バカバカバカ。
この図でいうと、出力するのは、
②じゃなく④でした。
だけど①に入れたものは②から出しそうに思いません?
と、負け犬の遠吠えみたいなことを言うてしまいます。
ずっと首をかしげながらあれこれ調整してくださった
原さんには申し訳なかったです。
もちろん聞き苦しいライブを耐えてくださったお客さんにも申し訳なくて。
ただ、実際は、
そんなおかしくなかったですよ
との慰めの声もあって、
音云々よりPAの調整でいらざる間が生じたのが
いちばんの反省点でした。
こういうのがあるとライブに集中できませんもんね。
すんませんでした!