うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

3年ぶりの観芸祭 at 旧議場

昨日の府庁での観芸祭、ほんとにいいお天気で、
コロナで中止になって以来3年ぶり? 

2019年の11月以来でした。

 

会場は60の議席がある旧議場です。

後ろにもいすを並べて100人近くは入れるんじゃないでしょうか。

ライブするにはすごくいい音響空間です。

 

久しぶりに会うたら

えらい老けてしもて

と主宰者の小川さんに言われてしまいました。

それだけ年月が空いたにもかかわらず会場は超満員。

立ち見でもかまいません

入っていかれるお客さんが続出でした。

お年寄りのお客さんが多いのでお気の毒でした。

久しぶりで楽しみに来られたリピーターの方が多かった印象です。

 

エスペラントの会と祇園囃子に押されて、

フォーク&カントリーミュージックコンサートは少し遅れて、

と思いきや、少し早めの2時20分に始まりました。

出演は高齢順だそうです。

うめなかは最後から2番目。

うそっ! と思いました。

府庁では若いほうなんですねえ。

 

小川博重さん+フォークグラス

小川さん、「コロナで3年休止した間に

3人の知り合いが亡くなりました」と話しておられました。

そういいつつご本人は精力的にライブを続けておられます。

お声もまったく衰えておられません。

いつものようにカントリーナンバー中心ですが、

フォークグラスさんのサポートがあって、

めっちゃんこ上質な音楽になってました。

「花はどこへ行った」ってウクライナの民謡なんですって。

知らんかったです。

 

演奏曲は―― 

500マイル

ブランデーワインブルース

花はどこへ行った

旅愁

古い手紙

 

バラーズ

京都最古のガールズオリジナルフォークバンド

と紹介されてはりました。

昭和43年結成なんですねえ。

バラーズ(おつるさん・ひらいわさん)のおふたりを

ウッドベース(いなもとさん)、フラットマンドリン(いわさきさん)で、

サポートするかたちです。

残念なことにPAが不調で、ボーカルが聴こえにくい部分がありました。

歌詞が命のオリジナルフォークソングなので、

そこはもどかしい感じでした。

 

 演奏曲は――

(全曲オリジナルでしたので、曲名がわからないのもあります)

ありがとう

まちの風に吹かれて

・・・(恋の歌)

風の旅人

風の子守歌

 

 

琉華

沖縄音楽でおなじみの男女デュオ。

三線とギターです。

スーさん、いつ見てもオシャレでお若いです。

朝ドラ「ちむどんどん」効果で、

あちこちから声がかかって引っ張りだこなんだそうです。

琉球バブルなんですね。

お客さんは「ゆいまーる」と唱和する参加型の歌を楽しんでおられました。

 

 演奏曲は――

安里屋ユンタ

芭蕉布

ゆいゆい

椰子の実

島人ぬ宝 (しまんちゅぬたから)

 

うめはらなかせ

琉華さんのときもPAが不調だったので、

うめなかは思い切ってコンデンサマイク1本にしてもらいました。

これが正解だったかも。

だけどギター、めっちゃミスってしまいましたがな。

すんませんのぉ、お聴き苦しくて。

短い曲(童謡唱歌・懐メロ)を多めにしました。

 

演奏曲は――

こんにちは赤ちゃん

京都ひとり

里の秋

雨降りお月さん

あんたがたどこさ

御座候

別れの歌

 

フォークグラス    

フォークグラスさんの音楽、けっこう好きなんです。

演奏技術はもちろんすごいんですけど、

俺が俺がってとこがない奥ゆかしい上品なところがいいです。

ブルーグラスなのにキーボードが入ってるとこもおおらかです。

それにこのキーボードが要所要所でいい仕事するんです。

あと男性が全員がうたいはるんですよねえ。

歌もお上手なのに自分に酔いしれるなんてとこもなくて。

MCで出てきたナターシャセブンの名前に拍手が起こりました。

ファンの方がけっこうおられるんですねえ。

 

 演奏曲は――

サンフランシスコ・ベイ・ブルース

グッデイ・グッドラック

疲れた靴

アンコールの拍手が起こって、

小川さんも再登場、最後もナターシャセブンの曲でした。

陽気に行こう

 

運営スタッフは若い方々がやってられてました。

学生ボランティアさんですか? と訊いたら、

なんと府の職員さんたちでした。

祝日出勤、おつかれさまでした。

 

主宰の小川さん、3年ぶりの府庁観芸祭コンサート、

一部、PAの不調はありましたが、

大入り満員、復活大成功でよかったですね。

また来年の春、再会を期したいものです。

お越しくださったお客さま、ありがとうございました。

それからやんちゃバンドの岡村さん、

いろいろ助けてくださり、ありがとうございました。

出演の皆さま、おつかれさまでした。